日経平均3万回復!株高の中における今後の課題は?そして2021年2月現在の日本の時価総額ランキングトップ10の会社は?

2021年2月15日には、日経平均の終値が30,084円と、1990年8月2日以来の高値をつけました。

経済系ニュース(ワールドビジネスサテライト・モーニングサテライト)も非常に明るいトーンで始まりました。一方で日経新聞などに目を通すと、現状・課題も複数見えてきます。

 

  • 米国のダウ工業株30種平均は30年で3,000ドルから3万1,000ドルとおよそ10倍に
  • Appleなど上位五社の時価総額合計は840兆円と、東証一部全体の時価総額を上回る
  • PER(企業利益の何倍まで株価が買われているか)は20倍台で、バブル期の60倍台に比べ割高感は薄れたが、10年代の平均(15倍台)より高い
  • やはり世界の中央銀行がお金を市中に流している側面が強い
  • G5(ECB・欧州中央銀行、日銀、FRB・アメリカ連邦準備銀行、英中銀、中国人民元)のバランスシートは、リーマンショック後の2009年の8兆ドル前後から、コロナ後の異次元の金融緩和で、21年には30兆ドルに迫る勢い、さらにモーニングサテライトでのJPモルガンの予想では、35兆ドルまで増えると予測。つまり世界各国が金融政策を行うことにより、市場にじゃぶじゃぶとお金が流れ込んでいる。
  • 債券アナリストもモーサテで「人為的な相場」とストレートに表現
  • 実体経済は回復していると言いがたい状況で、日本の個人への恩恵が(日本人投資家以外には)薄い状況
  • 日本人が株を持たなくなり、日本株を現在買っているのは日銀と外国人投資家
  • 市中にお金が溢れた結果、お金の一部が金融市場に向かい、株式やジャンク債、暗号資産など幅広い資産価格を押し上げ
  • 金融緩和により、3~4年後に急激なインフレが発生する可能性、中央銀行が後追いで利上げに追い込まれる可能性も

(以上、日本経済新聞朝刊及びモーニングサテライトのまとめ)

一言で言うと、各国の中央銀行がお金を市中に積極的に供給し、そのお金が株式市場等に流れているという状況です。

また、日経のサイト内記事、データで見る日経平均 30年半ぶり3万円台にも、日経平均3万円回復までの道筋・時価総額ランキング(15位まで)の1988年から2021年の変遷が描かれており、現在のトップ10は、

1位 トヨタ 27.59兆円

2位 ソフトバンクグループ 20.91兆円

3位 ソニー 15.09兆円

4位 キーエンス 14.37兆円

5位 NTT 11.12兆円

6位 ファーストリテイリング 10.55兆円

7位 日本電産 8.94兆円

8位 任天堂 8.77兆円

9位 リクルート 8.72兆円

10位 中外製薬 8.64兆円

となっています。

バブル期には金融機関が上位を占めていましたが、現在は様々なジャンルで、グローバルに活躍する企業が上位を占めています。

意外なのは、10位の中外製薬。実は、2002年にスイスの製薬会社「ロシュ」の傘下入りをしており、「実質外資企業」の状態になっています。中外製薬と言えば、以前はグロンサンなどコンシューマー向け製品のイメージも強くありました。現在においても、マスメディアでは、テレビ・ラジオにCMを投入していますが、製品のCMではなくイメージCMが大半です。

現在は日本経済新聞の過去記事にもあるとおり、臨床開発や海外展開はロシュに任せ、その資金を創薬に投入、新薬の開発などで利益率を伸ばしています。

 

株取引には既に取り組まれている方も多いと思いますが、まだの方は、DMM.com証券など、オンライン取引を活用してみるのも面白いでしょう。

 

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