補助金は「存在を知ること」と「ストーリー」と「外部の協力」が9割

仕事柄、補助金・助成金・給付金などについて頻繁に調べます。

採択されるケースとされないケースがあり、締め切りが短い多くの「補助金」は「存在を知ること」と「ストーリー」「外部の協力」が9割(そしてスピードが5%)と言っていいくらい、

 

  • なにより補助金の存在を知ること・スピーディーに申請すること
  • 自身の事業に補助金の趣旨が適合するか
  • 補助金の趣旨に合致した、「なぜ当社はこの補助金が必要で、世の中にどういう価値を生み出せるか」というストーリーを文章で表現できるか
  • 「公募要領」が読めるか
  • プロにうまく自身の思いを「作文してもらうか」

 

この4点が大事なのではないか、という認識を持っています。

 

特に、最初の「補助金の存在を知ること」と、最後の「公募要領を読む」がポイント、というと「そんなの誰でも調べりゃわかるし、文字ぐらい読めるわ」と思う方もいるかもしれません。

 

ただ、実際公募要領をみた人の多くは、「何これ・・?」と思うでしょう。

 

ものづくり補助金の公募要領のリンクを張ってみましょう。

 

ここで、どれかのリンクをクリックして、公募要領に目を通した数秒後には、大半の人が睡魔に襲われているでしょう。

 

ある意味、「公募要領を読める」だけでもスキルなのです。

 

また、「補助金をもらおう、そのためのストーリーを考えよう」ではなく、

「やりたいことがある、そのプロセスで補助金があるから、活用しよう」と流れである必要がありますが、ものづくり補助金は例外として、多くの補助金は、突然出てきて(地元の商工会議所や税理士などとつながりがあると、情報が入ってくる可能性もあることが推測されますが)、募集期間は2週間以内などと、まさにチャンスが来たらすぐ前髪をつかめるようにしておく必要があります。

 

そこで活きるのは、税理士や社会保険労務士、あるいは補助金・助成金に詳しいコンサルタント(こちらはまっとうな人を)や、自社の社員の育成など、「人とのつながりや、何かをしてもらったらきちんと対価を支払うことなどの心がけです。

 

さんきゅう倉田さんという、このブログでも言及させていただく元国税の芸人さんが、ブログ記事(リンク失念・元国税芸人さんきゅう倉田の「役に立ちそうで立たない少し役に立つ金知識」)のどこかにあったはず・・・)で、下記のようなエピソードを見かけました。

 

補助金・助成金・給付金など、いろんな制度があっても、多くの人は積極的に教えてくれない、という話があるけど、「補助金・助成金など、制度の存在を教えると、『じゃあやってくれ』となるから」という旨のエピソードがあり、「わかる!」と大きく頷きました。

 

現在の補助金・助成金・給付金制度は、複雑ですし、専門家の関与が積極的なものも多いです。

 

その中で、補助金・助成金・給付金の申請に不手際があったり、あるいは申請先の会社に問題があると、自分自身まで責任を問われ、最悪返還義務や各種罰則もついてくるため、「普段から顧問で月額のフィーを受け取り関与していて、内部のコンプラ含めいろいろな意味で問題がなく、きちんと手続に対価を支払ってくれるクライアントでなければやらない」というのがプロを含めた多くの人の本音でしょう。

 

その点、普段から税理士・社会保険労務士や中小企業診断士・助成金に詳しいコンサルタントとのかかわりや、自社で補助金・助成金・給付金などを積極的に見つける社員(そして、社員が社長のビジョンをきちんと理解し、文章化できることが必要)がいることは非常にプラスになると言えます。

 

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