2度目の緊急事態宣言を受けた中小企業向けMAX40万円の一時金・具体案・融資などのサポート(枠上限引き上げなど)が中小企業庁より発表!(1/18)

特定の都道府県で緊急事態宣言が発出される中、緊急事態宣言を受け、飲食店等の納入業者への給付金(最大法人40万・個人事業主20万)が3月以降支給の方向という記事を作成しました。

 

1月14日・15日に中小企業庁から具体案が発表され、18日に追加がされました(今後も追加・変更がある可能性)ので、整理して説明します。

 

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緊急事態宣言下の一時金、対象はどんな事業者?

一時金(中堅・中小企業1企業につき最大40万円・1個人事業主につき最大20万円)の対象となるのは、下記の条件に当てはまるケースです。

  • 中堅・中小企業もしくは個人事業主であること
  • 緊急事態宣言発令地域緊急事態宣言発令地域に準じた取り組みを行うことが確認された地域(準緊急事態宣言対象地域になる予定の地域として、1月15日時点では広島市が対象地域になる可能性があったが、17日に、16日時点では指定されなかったとの報道あり)で、時短営業や外出自粛で影響を受けている業種である
  • 緊急事態宣言の発令地域の飲食店と直接・間接の取引があるか、緊急事態制限発令地域で、外出自粛による直接的な影響を受けている業種(農業・漁業・飲食卸・割り箸・おしぼりなど飲食業に提供される原料・サービスの供給者や、旅館・みやげもの店・観光施設・タクシー・映画館など、人の流れが減ったことにより影響を受けた業種)
  • 本年1月か2月の売上高が対前年比50%減少

以上の通り、条件面で、対前年比50%減、しかもコロナの影響が出た企業も多い前年1月、2月との比較でマイナス50%というのは、かなり厳しい条件です。

 

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緊急事態宣言下の一時金、結局いくら給付されるの?

報道などでは法人最大40万円、個人事業主最大20万円というイメージが出ていますが、実際の計算としては、

前年1月及び2月の事業収入-(前年同月比マイナス50%以上の月の事業収入×2)

という計算式になります。

仮に小規模企業で、昨年の1月の事業収入が60万円、今年の1月の収入が20万円であったら、

60万円ー(20万円×2)=20万円と、収入の減少率によっては、中小企業の最大枠の40万円ではなく、計算式に基づく20万円が支給額となります。

そのため、無条件に中小企業に40万円の一時金、個人事業主に20万円の一時金という訳ではない点にご留意下さい。

 

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法人・事業者向け一時金の申請方法はどうなる?

現在わかっている部分は、

  • 前年の確定申告書・対象月の売り上げ台帳の写しを提出
  • 宣誓書で、緊急事態宣言でどんな影響を受けたかを選んで自己申告(もちろん、虚偽があると持続化給付金不正受給の時のように返還・形事告発の対象になります
  • 一時取引先の納品書・顧客の居住地を示す宿帳・顧客名簿・入り込み観光客の統計など、「緊急事態宣言の影響が確実です!」と立証できる証憑資料が必要

なお、今月1月・2月の売り上げ台帳の提出について1/15現在は明記されていませんが、何らかの形で売上が減少したことを示す資料は必要になると推測します。

 

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いつ一時金の申請がスタート・支給されるの?

1月15日の時点では開始日時も、支給時期も不明確です。(早くてもおそらく3月以降・・)

また、今回中小企業・個人事業者支援として、資金繰り支援の条件が緩和されました。

  • 迅速に融資を行うため、直近1ヶ月の売上減少を直近2週間に変更
  • 融資申請時に試算表(月次売上の記載資料)を省略可とする
  • 融資申請時に押印を不要にする
  • 1月18日に融資上限枠引き上げが追加公表!(日本政策金融公庫中小企業・商工中金:2億円→3億円、日本政策金融公庫国民生活事業・民間向け信用保証4千万→6千万
  • 日本公庫等に対し、一定期間の返済猶予を行うなど、最大限柔軟な対応を要請

などの措置が取られています。

今回の措置に関しては、一時金の対象に該当する業種の方にとって、様々な思いがあると推察します。

借入などで繋いだり、事業そのものを見直す方法もあります。

どうしても見通しが厳しい場合は経営者保証ガイドラインを活用し、影響を最小限にしたり、会社の買い手を探すための事業承継・事業譲渡のM&Aプラットフォーム【MAポート】などの活用等で、経営の軟着陸を目指すなどの出口もあります。

 

まず「経営者」「事業主」の方が「物理的に」生き残ることが何よりですので、様々な形で生き残りのための、前向きな再起・業態転換・業務再構築・EXITなどを考えて行きましょう。

 

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