これまで結構シビアなトピックが多かったので、今回はゆるい話を。
石見銀山という、以前は人口20万人を誇るも、今は人口400人近く、しかし、地元企業(中村ブレイス・群言堂ら)の手で、古民家再生などがおこなわれている、島根県大田市の大森地区というところに行ってきました。
この大森地区、最寄りのコンビニまでは、おそらく車で15分~20分ぐらい。ショッピングモールなんてものは存在しません。スーパーへも車で20~30分ぐらい?
なので、車は生活に欠かせません。
気分はポツンと一軒家の取材・・というほどではなく、道は整備されており、車と頻繁にすれ違う。
山道の中を走り抜けると・・・・。
大森地区への入り口を発見。
そこから中に入ると、
バス乗り場や飲食店がポツポツと。
そこから歩いて、大森地区の中心部に入ると・・・
昭和にタイムスリップしたかのような風景。
中心部の外には、茅葺きの屋根の住宅も。
理容遺産認定という石碑も。
相当歴史のある建物です。
銀行もありますが、完全に町並みに併せて作られています。
さらにひたすら歩く。
ここは、訪問した時期の関係もあり、ソーシャルディスタンスとは無縁の環境です。
(マスクはしていましたが・・・)
途中、開いていたお店の人に呼びかけられ、入店。
お店は有馬光栄堂という和菓子店。
天然素材だけで仕上げた、伝統あるお菓子。
げたのはというお菓子(550円)と銀山あめ(350円)というお菓子を購入。
このお店は、以前は様々な商品を作っていたそうですが、現在はこの2品、しかも店頭と銀山周りの店舗の2カ所だけでしか買えない(もしくは、ふるさと納税)レア品です。
げたのはは、最初は固めだけれども、その後口でホロリととろける不思議な食感と素朴なおいしさ。
そして、銀山あめ。
これが石のように硬い!!
ある意味、食べる側の噛む力を試すくらい硬いです。
また、噛まずに食べようとしても、大豆も結構な堅さのため、歯の弱い人は厳禁。
素朴でおいしいながらも、食べるときは相当なパワーが必要です。
八つ橋がかわいく見えるくらいの堅さです。(まだ薄手なので)
このアメは、銀山の岩をイメージするぐらい硬いです。
日本で5本の指に入るかもしれない硬いお菓子。 pic.twitter.com/MTPawcxT55
— ロカノト! (@localnoteEG) September 18, 2020
昔の銀山の従事者が食べたというアメをそのまま再現したストロングスタイルのアメ。
硬いお菓子ランキングというのがあれば、日本でトップ10、いやトップ5に入るんじゃないかという堅さです。
おいしいですが、食べて歯が欠けても一切補償はしません。
そういう注意書きをしたくなるアメです。
しかし、この堅さが合う人は癖になる、そういう一種のハマリ性を含んだアメでもあります。
(食べながら書いている)
この皿に軽くおいた時の岩のような音、噛む時のガジガジする事で、相当硬いお菓子なんだとイメージしていただければ。 pic.twitter.com/ySM7oPl1BQ
— ロカノト! (@localnoteEG) September 18, 2020
Youtuberさん、ぜひ、「硬い飴全部食べる」というチャレンジはいかがですか?
(歯が折れても本当に「一切」責任はとれません)
次に、さらに歩くと鮮魚店を発見。
お魚の専門店だけれども、看板商品がごまどうふ!
ごまどうふは、こちらも自然の原料を使って、わさび醤油などで食べるスタイル。
食べるとぷるんとした食感の後に下でとろける感じ。
通好みの味です。
発送は電話・FAXでのみ。自然素材で作っており、賞味期限は2日間です。
この途中にも、
小さなほこらがあり、お地蔵さんもマスク。
さらに、途中のお寺、観世音寺の階段を登ると・・・
町中の眺めが。
旧裁判所も昔の姿を残しつつ保全。
ひたすら歩く。
旧家も保存され、今は展示施設となっています。
自販機もレトロに。
深い。
更に歩く。
放牧されている動物も。
ひたすら歩く。
佐比賣山神社。現在保全工事が行われています。
そしてまた町へ戻る。
途中には清流も。
以前は過疎化が進んでいましたが、現在は新しい人も入り、地元企業(中村ブレイス・群言堂など)の保全・活性化など、「民」を中心とした試みがおこわなれています。
車が映るため、中心部での撮影は避けましたが、左側が全国・世界に義肢などを製造・販売する中村ブレイスの本社。(他にも拠点はあります)
また、企業の話は今後・・・。