本日(6月12日)午後、コロナ対策の第二次補正予算案が成立しました。
今回の補正予算が、「スモールビジネス・ローカルビジネスの経営者や個人事業主にはどのような点があるの?」という点は、今後の記事でお知らせする方針ですが、今回は概要をお伝えします。
コロナ対策第二次補正予算で、経営者にとってのポイント
新型コロナウイルス対策の第二次補正予算としての柱としては、5点のポイントがあります。
財務省のサマリーでは、
- 雇用調整助成金の拡充等
- 資金繰り対応の強化
- 家賃支援給付金の創設
- 医療提供体制等の強化
- その他の支援
の五本柱となっています。
この中から、経営者・個人事業主に関わる部分をピックアップしてみましょう。
・雇用調整助成金の拡充等 4,519億円
・資金繰り対応の強化 116,390億円
中小・小規模事業者向けの融資(うち88,174億円)
中堅・大企業向けの融資(うち4,521億円)
資本性資金の活用(うち23,692億円)
・家賃支援給付金の創設 20,242億円
・医療提供体制等の強化 29,892億円
・その他の支援 47,127億円
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の拡充 (うち20,000億円)
持続化給付金の対応強化 (うち19,400億円)
その他 (うち6,363億円)
・持続化補助金等の拡充〔1,000億円〕
・農林漁業者の経営継続補助金の創設〔200億円〕
・文化芸術活動の緊急総合支援パッケージ〔560億円〕
・個人向け緊急小口資金等の特例貸付〔2,048億円〕
主だったところとしては、上記の点が経営者・個人事業主にとって関わってくる部分と言えます。
では、具体的にはどういう点があるのかを、経済産業省(中小企業庁)・厚生労働省の支援策については、これから記事をまとめる予定ですが、「融資・家賃補助・雇用調整助成金拡充・これまで対策が行き届いていなかった分野へのフォロー・復興のための施策」が主体と言えます。
企業にとって関わりのある分野は、
・雇用調整助成金の拡充等 4,519億円
・資金繰り対応の強化 116,390億円
中小・小規模事業者向けの融資(うち88,174億円)
中堅・大企業向けの融資(うち4,521億円)
資本性資金の活用(うち23,692億円)
・家賃支援給付金の創設 20,242億円
持続化給付金の対応強化 (うち19,400億円)
その他 (うち6,363億円)の中の
・持続化補助金等の拡充〔1,000億円〕
・農林漁業者の経営継続補助金の創設〔200億円〕
あたりでしょうか。
今後、中小企業やローカルにとって関連がある分野を中心に、こういう制度やサポートができるというのを、今後の記事でかみ砕いて紹介していきたいと思います。