社会の変化は新しいビジネスの萌芽になる

週末及び6月1日より、多くの地域で経済活動が徐々に再開されました。

 

やはり、新型コロナウイルスとの共存は現在でも課題ではありますが、今回の一連の件で、

  • テレワークの推奨・実践
  • 内部留保の重要性
  • いち早い各種補助制度の活用
  • 捺印制度・契約書など各種書面の電子化
  • 自宅業務でのセキュリティ

など、様々な課題が表出したように思います。

また、経済が数ヶ月止まると、どれだけ社会に大きな悪影響があるのか、というのが、様々な実感・痛みも含めて人々にもたらしたと言えましょう。

 

今回のコロナ渦は、多くの事業者にダメージを与えてしまう、想定しがたいインシデントであった一方、みんながうすうす「変えないとまずいぞ」と思っていた点を炙り出し、変える必要性があることを強く示したように感じます。

 

同時に、既存の価値観に対し、揺さぶりをかける側面もありました。

 

本来、この時期は東京オリンピック開催前の、経済のピークを迎えるはずの時期でしたが、これがコロナで一気に狂いました。

 

また、これまでにあった価値観として、

  • 何をするにも都心、特に都心三区(港区・千代田区・中央区)が便利
  • 郊外の一戸建てより都心のタワーマンション
  • 事業の積極的な拡大が是
  • 人を集めることでビジネスが生まれる

という風潮も、新型コロナウイルスで大きく行動が制限されることになり、一方で地方は(人が少ないため)新型コロナウイルスに対し、ソーシャルディスタンスなどの配慮は保ちつつも、当初ほどの警戒は薄れています。

 

この現状でニーズが起こると想定される(起こっている)のが、

  • 様々な意味で、できるだけ非接触を可能とするビジネス
  • 郊外一戸建てやテレワーク、サテライトオフィスの需要
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)
  • テレワーク回りのニーズ(例えば、ディスプレイ・Webカメラ・マイク・ノートPCなど)
  • Webを通した動画・ビジュアル・文字ベースの発信
  • ショールーミングに適した、在庫は最小限、ECでの購入を前提とする店舗
  • 各種中食・宅配サービス
  • 各種代行業、生協、宅配など
  • 直接の人の接触が減るため、オンラインで人々が交流できるサービスのニーズ(あつまれ動物の森などは、ゲームを介した交流そのものですね)
  • スマイルゼミ・チャレンジキッズ・スタディサプリなど、自宅学習のツールへのニーズ
  • 電子レンジ・自動調理器(ホットクックなど)・オーブントースターなど自宅での調理ニーズ
  • オフィスの縮小・コストカットのニーズ

 

など、withコロナ回りでは、様々なニーズが潜在的に発生したり、あるいは、既にビジネスとして成立している状況になっていると言えます。

 

このように、現在は様々な意味で時代の転換点と言えますが、「どこまで変わるか、変えられるか」という点は冷静に見極める必要があります。

 

社会が変わるとき、歪みが様々な分野で発生しますし、後から振り返ると、「ここがこの業態の最適な参入タイミングであった、ということは得てしてあるものです。

 

また今回、コロナ渦の影響を直接的に受けている業種にとっては、大変なことこの上ないというのが率直な所でしょうが、ここでうまく事業を繋ぎ、新しい業態への切り替えなどができれば、これからに望みを託すことができます。

 

持続化給付金や雇用調整助成金などに関しては、届くべき所に届ききっていない、時間がかかるなどの課題はありますが、ここを乗り越えて新しい社会に適応できるようにしていくことが肝要です。

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