おそらく日本一高価な、15万円のお守りも!勝運の神を祀る、島根県大田市の物部神社と珍しい金属お守り

今回はいつもとテイストを変えて、ユニークな神社・お守りの話です。

 

先日、島根県大田市の物部神社に参拝しました。

島根県大田市 物部神社

 

 

 

 

 

 

物部神社は、西暦513年に創建され、その後数度の戦乱などによる焼失を経て、1856年に改修、現在の姿となっています。

 

歴史を感じさせる境内ではありますが、中には馬(パーソロン)の新馬像や島根の吉田君など、独自性のあるものも。

 

現在は秘密結社鷹の爪というロングランコンテンツを造りあげたFlogman氏も、物部神社にゆかりのある方です。まだFlogman氏がクリエイターとして幅広く知られる前に、物部神社に願掛けに行ったことがあるそうです。そのご縁で、境内にはFlogman氏デザインの、島根の吉田君物部神社バージョンも祀られている様子。

 

記事は14年前のものになりますが、2006年に書かれたITMediaの記事では、ブレイク前のFlogman氏のエピソードが語られています。

 

「年収60万円ぐらいでした」――2002年、31歳で島根県に来た当時、生活は苦しかった。夢は映画監督。18歳から映画・テレビ業界で制作スタッフとして働いた後、結婚を機に島根に移住した。「映像制作は島根でもできるはず。Webムービーで発信すればいい」とそう考えていた。

甘かった。島根には、役者もいなければスタッフもおらず、実写映像の自主制作は不可能に近かった。100坪で家賃3万円と土地ばかり広い家に住み、町の祭りの撮影など、近所の人からたまに頼まれる映像仕事でわずかな謝礼金をもらいながら、妻の仕事の収入と、貯金を頼りに暮らした。

 

とはいえ、役者もスタッフもいない島根では、実写映像の制作は無理。目を付けたのがFlashアニメだ。「Flashなら1人でも作れる。これだ!と思いました」。アニメ制作の経験はゼロ。映画業界出身のFlash作家・青池良輔さんの作品に出会い、自分でもできそうと感じた。

マシンは、近所のスーパー「ジャスコ」で8万円で買った、型落ちのSOTEC「Afina」。ストーリーを作り、声色を使い分けながら音声を録音し、あらかじめ描いておいた絵と組み合わせ、Flashで簡単な動きをつけた。

同じ絵は2度と描けないから、最初に描いた絵を最後まで使い回した。通常のテレビアニメと比べると動きは極端に少ないが、ストーリーやせりふ回しで勝負。数分のストーリーを、数時間から数日で作れるノウハウを確立した。

初の作品「菅井君と家族石」は、都内で活躍していた黒人ソウルミュージシャン家族が島根に移住し、極貧にあえぎながらも面白おかしく暮らしていくというシュールなギャグストーリー。島根で苦しい生活を続ける自分自身の境遇を重ね合わせていた。「半分自暴自棄でした」

 

この先の話は当該記事に譲りますが、島根県の借りた一軒家の中で、当時の「ジャスコ」(イオンの前身)で買った8万円のパソコンで、黙々とFlashコンテンツを作っていたら、不思議とヒット、十数年経った今でも根強い人気を持つ、秘密結社鷹の爪がヒット。

 

また、境内にはパーソロン(アイルランドの競走馬)の像が建立されています。この像は、シンボリルドルフなどの名馬を育てたシンボリ農場の和田共弘氏が島根県大田市出身で、物部神社の氏子でもあったことから建立されたそうです。

 

このような突出したエピソードは別として、勝負や立身出世に関して御利益のある物部神社ですが、お守りの種類も豊富でユニークです。

 

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物部神社の15万円の純金製・9千円の純銀製・1,500円の銅製の一生物のお守り

物部神社は、様々な種類のお守りを扱っていますが、その中で突出してユニークなのは、先ほども掲載した、「金属を用いたお守り」です。

 

物部神社では、お守りとしては珍しい、純金・純銀・銅のみを用いた金属守が授与されています。

物部神社 お守り 金属

 

 

 

 

 

上に飾られているのが、少し見えにくいですが銅のお守りです。

 

今回授与を受けた銀のお守り。大きさこそコンパクトですが、ずっしりと重量感があります。

物部神社 お守り 純銀

 

 

 

 

 

 

 

説明書きには、「鞄や財布に付けたり、キーホルダーとして使用されても結構です」

「普段から身につけておかれることが、より大きな運と守護を受ける結果を導くものと確信しております」

と書かれており、常に身につけることを推奨しています。

 

 

物部神社のお守り紹介ページには、

銅・銀・金でできた金属製の勝運・強運・健康家内安全等、全般運守護の御守りです。
(上から、金の御守(18金製)、銀の御守(銀925製)、 銅の御守 。)

こちらは他の授与品と違い一年ごとに変えて頂く必要なく一生お持ち頂けます。

とあります。

このように、一生もののお守りで、驚くべきはその価格の幅。

銅製であれば1,500円、純銀であれば9千円、純金のお守りは、おそらく神社のお守りとしては日本一高いであろう15万円(価格は時価で変動)!

そして、純金のお守りは受注生産(1ヶ月以上かかる)です。

ちなみに、物部神社の近くにある石見銀山は、銀の産出地として有名です。純銀(925)でできた金属のお守りであれば、受注生産ではなく、参拝時に授与を受けることができます。

また、遠方からでも電話やFAXで授与を受けることが可能ですので、興味のある方は物部神社にお問い合わせ下さい。

 

ちなみに、なぜこの金属のお守りが存在するのかについても、このようなエピソードが語られています。

当社の御祭神・宇摩志麻遅命様は物部氏の御祖神といわれ、その物部氏は古代において、金属と深い関りを持っていたといわれています。

そのことは当社のすぐ近くにそびえる世界最大の銀を算出(ソーマ銀)した石見銀山を始め、佐渡の金山・甲府の金山などに物部神社が建立されていることからも、伺い知ることができるでしょう。

この通り、元々物部神社が金銀と縁があることから、金属製(純金・純銀・銅)のお守りというかなり珍しいものがあるようです。

 

おそらく日本一高価な、15万円の純金のお守りという存在も、神社の所以や素材など、様々な要因があるからこそのものかもしれません。

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