子育てをする中で、多くの親が「買って!」と言われた記憶のある製品は意外とあるのではないかと思います。
ガリガリ君、スイカバー、うまい棒、ねるねるねるね、ドラえもん、プリキュアグミ、チョコビなどのキャラクター菓子・・・。
特に、ねるねるねるねを始めとする、「作って食べるおかしシリーズ」というのは、子どもが「いかにも」好きそうなお菓子です。
ねるねるねるねは、アラサー~アラフォーのお父さん・お母さんにとっても、あの怪しい魔女のCM(現代版の公式CMのリンク)がトラウマ記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
そしてお菓子売場で、子どもの「これほしい!」と大人の「体に悪そうだからダメ!」というつばぜり合いが、相当繰り広げられたことでしょう・・・。
ケミカル菓子から知育菓子へのリブランディング
実際にこのクラシエのねるねるねるねをはじめ、いろいろなお菓子を子どもと一緒に作ってみたお父さん・お母さんは、「意外とこれ、つくるのに頭を使うな」ということを実感されたのではないかと思います。
例えば、水の分量や手順、切り取る部分、待つ時間など、少しでもプロセスに違いがあると、変な味になったり、食べられなくなってしまいます。
ねるねるねるねのようにシンプルなものはまだいいですが、ケーキやお寿司など、結構難易度の高いものも少なくありません。
この
- 説明をしっかり読む(動画を見る)
- 粉を入れる手順・分量・時間をしっかりと守って作る
というプロセスを、幼児が一人で行うのはちょっと大変です。
ここで、親が手順を教えたり、ヒントを伝えたりする事で、親子のコミュニケーションにもつながります。
また、合成着色料・保存料の不使用や、天然色素の使用のアピールなど、ケミカル感をできるだけ減らすアピールもしています。
また、「知育菓子」というつくるのにちょっと頭を使うお菓子ですよ、とアピールすることで、親も以前の「ザ・ケミカル」的なアピールよりは抵抗感が和らぎます。
こういうお菓子のリブランディングは見事だな、と感じます。