Paypayの中小規模店への手数料有料化(最低1.6%)の行方と競合他社の無料化

日経新聞朝刊一面(8/19)やNHK等で、Paypayがこれまで決済手数料を徴収しなかった中小店舗から、決済手数料を徴収する方向という報道がされています。(これに対抗し、楽天Payが手数料実質無料化、au Payが手数料無料化の策をとりました。本文最後にリンクを入れています)

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手数料有料化はPaypay離れにつながるか、それとも?

これまで、Paypayは手数料が年商10億円以下の中小企業では無料であったことから、電子決済は使えないけどPaypayだけは使えるという店舗も少なからずありました。

現在のPaypayの加盟店は340万店あまり。

ここから、手数料を1.6%(クーポン発行などを行う月2,000円のプランに加入)か、基本手数料はないが、決済手数料は1.98%というプランに加入するかという選択肢で、他のペイメントシステム(LINE Pay・d払い・メルペイ・auPay)の2%台の手数料よりは下げていますが(こちらも9月末までは中小はキャンペーンで無料)、中小店舗、特に小売など利益率が低い業態では、1~2%台の手数料も負担になりかねません。

もともと、Paypayは2021年9月まで3年間無料という方針を出していた上に、規模拡大のために手数料を無料にし、赤字前提で広告宣伝や徹底的な営業を行い、取り扱い店を増やしていましたが、今後の動向が気になるところです。

なお、中国のアリペイの手数料は1%以下となっており、同じQR決済でも1%・2%の差は大きいです。

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消費者としてはやはりQR決済は手間

実際、電子マネーとしての利便性を考えると、タッチだけで決済できるFelicaやVISAタッチ・Suica・マスターカードコンタクトレス決済などは、圧倒的に利便性が高いです。これは、タッチ決済・QR決済を両方使われる方なら、実感していると思います。特に、タッチ決済とQR決済が両方利用できるペイメントサービスの場合は、タッチ決済を優先する方が多いのでは。

 

QR決済の場合、ロックを解除し画面を開く、アプリを探して開く、コードを読み取ってもらう、アプリのバージョンが古いとアップデートの画面が出てくるなど、タッチ決済と比べ工数が多く、ユーザー側は還元などよほどのメリットがないと、QR決済よりタッチ決済の方がいいや、となる可能性が高いと思われます。

 

その手間を超えて、消費者にとって使う価値を提供できるかどうか、QR決済は曲がり角に来ていると考えられます。

Paypay有料化に対し、楽天Payが中小企業向け1年間手数料実質無料化を発表、au Payは手数料1年間完全無料化

 

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