なぜ「地方経営ノート」改め「ロカノト!」を立ち上げたのか?
近年のビジネスの変化、働き方改革や自由なワークスタイルにより、これまでの「経営」「働き方」が大きく問い直されようとしています。
変革の波は日本全体において動き始めていると言えましょう。
経営・働き方の自由度が、様々な意味で高まりました。
一方で、経営者・働く人双方に、新しい課題が次々と生まれています。
経営者にとっては、特に都心部に躊躇な人材不足、労働者やフリーランスにとっては、自身のスキルと仕事のミスマッチや、結婚・出産・育児・介護などのライフステージの変化により、働き方を大きく変えざるを得なくなるなどの外部の課題もあります。
また、これまででは当たり前であった一直線のキャリアといういうものは、徐々に消え去ろうとしています。
日本的経営の代表的な組織である経団連は、会見で終身雇用の終焉を宣言しました。
フォーチューン500に入るほどの大きな売上高を誇る複数の企業が、ミドル層の配置転換・リストラに着手しています。
令和の時代に私たちが見据えるべきことは、「経営・ビジネス・キャリアに安住の地はなく、時代の流れ、ニーズによって、自らを、またスキルやビジネス領域を柔軟に変えていかなければならない」というテーマです。
この点は、日本国内、どの地域であっても課題といえましょう。
また、経営者・労働者双方にとって、都心部と地方には、様々な「違い・課題」が存在します。
地方経営ノートは、課題の提起やヒントを提供したり、都市・地方を問わない人材の流動化、都市部・地方の課題解決とそれをビジネスにする視点など、それぞれの地域が抱える課題解決の一助ができればと考えています。
私たちが、「地方経営ノート」の運営を通して、想定する読者の方、読者の方に提供したいメリットは、下記の3点です。
- 都心でビジネスを営む経営者に、地方に目を向けていただけるよう「ニアショア開発」「他地域との交流」などの情報を通し、新しい知見やコスト削減、開発の効率化のきっかけをつかんでいただきたい
- 都心で働くビジネスパーソン(特にエンジニア)に、地方移住・リモートワーク・サテライトオフィスでの業務など、毎日の満員電車と人の多すぎるストレスフルな環境ではなく、負担を軽減し高いパフォーマンスが出せる働き方ができ、そして社会的なコンセンサスが得られるようにしていきたい
- 地方の経営者・ビジネスパーソンに、業務を効率化し、地方だからこそできるビジネスや、ビジネスのヒントをお伝えしたい
- 加えて、2020年10月現在、サイト全体では41万PVとなっており、アクセスを集めている給付金問題・セキュリティ問題に加え、様々な助成金・補助金などの制度や各地の面白い試みを伝えている
上記の点を念頭に置き、読者の方のお役に立てるよう、コンテンツを作っていく次第です。
現在、独自コンテンツとして
都市が地方に仕事をアウトソースすることで、低コスト、かつ国内での取引のため海外ではなく国内で様々なものが流通する、ニアショア(特にニアショア開発)に関する全国記事
経営・マーケティング関係の記事
様々な新サービス、ワードなどのコラム
経営だけでなく、様々なサービス・ツール・ガジェットなどを取り上げたコラムです
会社のネットワークに被害を与えるマルウェア、Emotetや身代金を要求するランサムウェア対策問題
パスワードの漏えいをGoogle Chromeが教えてくれる機能
など、順次記事を追加しています。
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