事業再構築補助金第1回結果概要・総評動画・事業計画作成アドバイスを要約!

事業再構築補助金の第一回結果発表が6月18日18:00から行われる予定でしたが、19:30現在サーバーダウンで動きません。相当長い時間にわたり、鯖落ちが続いています。(20:00ごろから繋がるように)

後半には、事業再構築補助金第一回の公式総評動画へのリンク、要点のピックアップを付けています。

結果発表のリンクに繋がるようになりました。

また、結果の概要も繋がるようになりました。

 

経産省のプレスリリース

令和2年度第3次補正予算「事業再構築補助金」(通常枠、卒業枠、グローバルV字回復枠:第1回公募)の補助事業者を採択しました (METI/経済産業省)
令和2年度第3次補正予算「事業再構築補助金」(通常枠、卒業枠、グローバルV字回復枠:第1回公募)について、令和3年3月26日(金曜日)から令和3年5月7日(金曜日)まで公募を行い、応募のあった17,050者のうち、申請要件を満たした14,913者について審査を行った結果、5,150者を採択しました。

より

令和2年度第3次補正予算「事業再構築補助金」(通常枠、卒業枠、グローバルV字回復枠:第1回公募)について、令和3年3月26日(金曜日)から令和3年5月7日(金曜日)まで公募を行い、応募のあった17,050者のうち、申請要件を満たした14,913者について審査を行った結果、5,150者を採択しました。

 

応募数

  • 通常枠:16,968者 うち、申請要件を満たした者:14,843者
  • 卒業枠:80者   同上:69者
  • グローバルV字回復枠:2者 同上:1者

採択数

  • 通常枠:5,104者
  • 卒業枠:45者
  • グローバルV字回復枠:1者

 

申請要件を満たさないものを含めて採択率を見ると、

通常枠 約30%

卒業枠 約56%

グローバルV字 50%

申請要件を満たしたもののみで採択率を見ると、

通常枠 約34%

卒業枠 約65%

グローバルV字 100%

というわけで、緊急事態宣言枠より更に厳しく、1回目から非常にハードルが高い・・、と思わせる事業再構築補助金です。

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公募結果の概要の要点

公募結果の全体像をまとめると、以下のようになります。

 

多かった業種

製造業・飲食業・サービス業等が目立ちました。特に、緊急事態宣言枠では、フランチャイズ・フランチャイズとおぼしきもの(フルーツサンド・唐揚げ・高級食パンなど)も目立ちました。

フランチャイズが通るのか!と驚きましたが、先日事務局から発表があり、

第1回公募で採択を発表した案件の中に、重複案件と思われる事業が発見されましたので現在調査中です。不正が判明次第、厳正に対応いたします。公募要領4.(7)⑩にありますように、他の法人・事業者と同一又は類似内容の事業については、厳正に対応いたしますので、十分ご注意ください。

という発表がありました。

これがどの案が該当するかはわかりませんが、今後申請する場合は、下記の点に気を付けた方が良さそうです。

  • フランチャイズなど、事業再構築の手法として新奇性のない方法は避けた方がよい。
  • 一過性の流行り物のフードビジネス(フルーツサンドなど)は、他の案件と重複し誤解されないためにも避けた方がよい
  • Web上の書籍や採択案の事例を「参考にする」のは良いが、当然そのまま真似するのは絶対NG
  • 仮にWeb上で事業再構築補助金申請用の無料・有料フォーマットが配られていても、配布側は良心でやっているかもしれないが、申請内容の展開が類似してしまうので、フォーマットは使わない

等、注意する必要があります。

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公募結果の傾向と参考事例

まず、公式動画のリンクです。


ポイントを箇条書きしますが、ぜひ動画の全体をご覧下さい。

 

  • 支援機関は銀行が一番多かった
  • 成功報酬2割で引き受けます→はっきり言って相当不謹慎
  • 事業再構築の最後までならともかく、途中までで2割は問題
  • 補助金に採択されるのは成功ではない
  • 地方銀行が4千件
  • 商工会議所 2千
  • 商工会 1400件
  • 信金 3千件
  • 小さい企業では税理士・税理士法人の協力が多い
  • 事業計画書を作ることにより、事業主と認定経営支援革新等支援機関でいいチームができた
  • 事業計画策定で、これまで言葉になっていなかった事業を具体的に言語化したことで、中小企業の個々の価値や強みを伝えることが出来るようになった→会ったことのない人にも伝える手段ができた
  • 具体的な事例
  • 思いは伝わるが、計画の中身はこれから(よりブラッシュアップしてほしい)
  • 共通した特徴があった。なぜこの事業計画で顧客・売り上げが増えるの?という根拠の説明が弱いモノが多かった(8割方)
  • 宿泊業をワーケーションやコワーキングスペースに変えるなど
  • 大宴会場をコワーキングスペースに変えると360人が550人になる←根拠は
  • 植物エキスを抽出する設備を導入、エキスの市場を作る←誰がいくらでどれくらい買うかの根拠がない
  • 中小企業は、これまで自社製品を取引先に納品するまでの想定で動いていた
  • 取引先がその先、どのマーケットに、どれくらいの量を、いくらで売るかという考えまでに及んでいない
  • 有効稼働率通りに作ったエキスが売れるかどうかが問題
  • 数字が調べられない
  • 系列から外れた先の新しいマーケットでの販売予測が出来ない
  • よって、設備投資して製品を作り、販売しなければ市場はわからないという判断になりがちという諦めがある
  • 市場予測が困難なのはわかるが、姿勢としては、もっと貪欲に、なぜ360人→550人、なぜエキスは売れるのかを考えてみようよ、と
  • 銀行などの認定経営支援革新等支援機関も出来なかったと言うことになる
  • 伴走したはずの専門家がいるのにかけていないと言うことは、専門家も手が付けきれなかった事項と言えるが個々の申請者の問題と言うより、マーケティングのための環境が整っていなかったとも言える
  • 個々の中小企業に必要なデータの取り方が、中小企業の周りにないということがわかった
  • 補助金をもらうかもらわないかよりも、補助事業にチャレンジすることで、自分の会社の未来を見つけることに意味がある
  • 見つけられない未来のために補助金取れて喜んでもしょうがない
  • いい事業の方向性を見つける、いいビジネスパートナーをみつけるきっかけにして欲しい
  • そのきっかけ作りのためにこの制度がある
  • 事業計画を書いて良かったと思ってもらうのが一番
  • 事例は、全部じゃないかもしれないが、できるだけたくさんだそうと思っている
  • 傾向
  • 製造業 設備投資飲食店 デリバリー多い、セントラルキッチン導入(調理に必要なコストを合理化、低価格化してお客さんを取りに行く)
  • 大変な飲食店もあるが、コロナ禍でも顧客を集めている飲食業、宿泊業があるのは事実。そういうところに未来の可能性があるので研究してみては?
  • 微笑ましい事例で言うと、地方のタクシー会社、タクシーに乗りたい、で別の理由がいる。地域のサロンを開設 いろんな出し物をしたり 高齢者が交流できる場として提供し、行き先を集約することで、少ない車数で運行を可能に
  • ぶというだけではタクシーの付加価値がつかない
  • ぜひ支援機関と一緒に事業再構築補助金にチャレンジして欲しい

繰り返しになりますが、ぜひ時間を取って、全体の動画をごらんください。

さらに、次の動画では、事業計画の作り方も紹介しています。

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事業計画の作り方・ポイントはキーワード、事業のなぜの明確化・束ね・スイミー・個別申請

下部に要点も整理していますが、ぜひ動画を繰り返しご覧下さい。


こちらの動画の要点も箇条書きで。

  • コロナで売り上げが消えたという現状を踏まえ、消えた売り上げを支える理想像も考える
  • 現状と理想(大きく出がち)の埋め方が重要
  • 理想の顧客規模に持って行くには、課題と戦略、根底に新たな製品・サービスや確かな技術が必要
  • これを言葉で書くのが事業計画
  • 計画を書くとき、たくさん書かなくていい
  • むしろ今まで何を作っていたか、従来と今後の計画の違い、なぜそれを選んだかが重要
  • 審査側はどこにキーワードがあるのか、探しながら読んでいる
  • 申請書を読んでみて、結局は、今まで何をしていて、新事業で何をするのかを明確にして欲しい
  • 端的に、今まではこれをやっていたけど、今度はこれをやりますと書いて欲しい(ごちゃごちゃ書かないでということ)
  • なぜ、その事業を選択したのか、「なぜ」をしっかりする
  • (例)新聞配達→折り込みチラシが激減、一時保管中の中間配送施設の稼働率減
    →地元店舗のデリバリーサービス拠点として活用
  • 逆に、今まで新聞配達をやっていました、いかに大変でした、地元の話とか(お涙頂戴系の話はいらない)。それは今回の事業再構築補助金の事業計画で求めるものとはちょっとずれている
  • キーワードをきちんと見つけてもらえるように配慮
  • 新聞配達であれば、その倉庫がなぜ地元密着の配送に役立つのか
  • 新聞配送店の強み→一軒一軒知っているから、モノを届けきるノウハウと知見がある
  • 倉庫は中規模・小規模だが、デリバリーの拠点としてはちょうどいい
  • 配送する人も地元を知り抜いていて、届け方のコツ(この顧客はこう届けないとまずいなど)を知っている
  • そこで理想像を先に書く必要
  • 事業計画の策定→現状を言葉にし、理想像を組み立てる(言語化・抽象化)きっかけ
  • 理想と現実の「差」が課題で、「差」を埋めるアクションが戦略
  • 改めて戦略を言葉にしてみる(新製品・サービス・それを支える技術・生まれる顧客)
  • 例えば、新聞配送業であれば、高齢者を視野に入れた地元密着型のデリバリー
  • 高齢の両親に、自分で作った昼食を届ける
  • 何があるから出来るのか、自分の強みを活かしているのか
  • 従来と次の違い、なぜその事業再構築計画を選んだか
  • 新しい顧客はどれくらいいるか
  • 必要な投資に見合っているか
  • なぜあなたの技術で提供できるのか
  • するといくらぐらい投資すればいいかわかる
  • 3,000万円投資して、売り上げが300万増じゃ意味がない
  • 顧客が300人増えるとしたら、その300人をどうマネタイズしていくか
  • 8割が失格、の一つの理由は、「顧客規模がわからないため、投資対効果がが計れない事業計画が8割あった」点。顧客規模は明確に!
  • 株式投資(もしくは銀行融資・ソーシャルレンディングなどでも)なら、誰も投資しない
  • じゃあお客さんの規模をどうやって推定するの、という疑問もあるが、そここそぜひ考えてほしい
  • 新しい顧客、新しい取引先と取引するわけだから、そういう「自分の事業やその強みを全く知らない人にも伝える必要がある。強みをパズルのように組み立てる。
  • 事業を抽象化できたからすごいという訳ではないが、「抽象化できないから伝わらない場面」というのはある
  • 周囲を巻き込みたい場合は、抽象化してすぐ伝わるようにしないと、広がりがない
  • 具体的な物を抽象化し、「コンセプトにして事業計画に書く」、抽象化した言語のまま、課題と戦略を説明する必要がある。そうすると、普段そんなに関わりがない人も、「ああ、そういうことね、理解した」とわかる
  • 自分が直感的にここだ!と思っていることを言葉にして欲しい
  • そうじゃないと組み替えが起きない
  • 大変だと窮状を言われても、それは今回聞きたいわけじゃない
  • 事業再構築指針が難しいという意見に対する対応
  • 経産省・中企庁も難しいのはわかってやっている
  • でも、だからこそ取り組んで、ちょっとでも未来に繋がる事業期間の方向性を考えてよ、というヒント
  • 事業再構築指針の手引きには、考えるヒントがあり、そこのルールをパスするように努力すると、理想に近い事業計画となる
  • 事業再構築類型→どれで出してもらっても構わない
  • 新分野展開より業態展開の方が凄そうだから、そっちにチャレンジしないと・・、採択率
  • 事業再構築の類型は、再構築する事業と今の仕事の間にどれだけ距離があるかできまる
  • 類型でどれが有利になるかということは関係ない
  • 事業再編→これを機会に会社統合、コアでない事業を外に出すなどしてもいいので、それは気にせずやってください。逆に、統廃合を考えていなければ考えなくていい
  • 申請売上高10%要件→コロナの影響を受けた1,000万円の事業をダウンサイジング(小さくする)、不採算事業を全部止め500万円の事業にし、そのうち60万円を新製品の売り上げにするのはOK。
  • 1,000万円の事業をベースにして60万円を新製品の売り上げ、はダメ、となるけど、500万円の事業に縮小し、60万円を新製品の売り上げ、であれば要件満たす
  • 事業再構築では、生産性の向上、利益率の改善を意識して欲しい
  • 売上高の分母を削った上で、そこで10%増、というのはOK
  • 売上高の構成比率が違う分野の場合、新たな製品等の属する事業の売上高が、売上高構成比の最も高い事業となることが重要
  • 新規性要件もシンプルで、過去に同じ方法で製造していた実績がないこと、新たな製造法等に用いる主要な設備を変更すること、定量的に性能または効能が異なることで新規性になる
  • 結果として10%要件を満たさなくても、補助金の返納は求めない、でも、目標としては10%を目指して未来の事業を作って欲しい(ストレッチした目標があるからこそ、結果として10%目標がない場合よりも、高い成果が望める、という理由も推定)
  • その方が、事業者の未来の事業資産の形成に繋がるきっかけが見つかりやすいんじゃないか
  • そこで事業再構築指針の手引きを見て欲しい
  • 前回スイミーの話をしたが、(企業間などで)束ねて欲しい、束ねた事業計画が欲しい
  • どうせなら、地域中のコリアン・フレンチなど乗せ合うなど、同じ事業再構築を考えている事業者同士が協力し合い、大きな事業再構築の達成を目標にしてもいい
  • 商店街同士でやってもいいし、新聞配達網(あるいは牛乳配達)とコラボするなどしていい
  • 商店街のみんなで、今日はフレンチ・明日は和食みたいに、様々な店舗の味が楽しめるデリバリーサービスをやってみてもいいんじゃないか
  • 束ねた事業計画にすると、審査において加点される。かならずしも1つの申請として応募する必要はなく、各事業者がそれぞれ応募することもOK(スイミー計画はプラス評価される!)
  • むしろ3社で共同申請するより、3社バラバラに出した、束ねた事業計画にすると、各事業者それぞれが最大6,000万円の補助が受けられる。3社が集まりつつも、バラバラに出せば、最大1億8,000万円の事業ができる
  • 申請書には、どの事業者と共同でやっているのかを記入する欄があるため、そこで加点の対象を見極めている
  • 1回目に出して、2回目に一緒にやる事業者が出てくるという事例もあるそう
  • 事業再構築は今がチャンスである理由は、今コロナ禍で様々な業種業態が同時に困っているから
  • エンタメならライブハウス・(寄席)・演歌・落語など、いろんなライブハウスが困っているから、今この空間で寄席もロックもやったらいいじゃんと
  • 応募者だけでなく、認定経営支援革新等支援機関からもぜひ、「この会社さんたちと一緒にやってはどうですか」と働きかけて欲しい
  • 場合によっては、認定経営支援革新等支援機関同士も知恵を交換して、「あっちにEVの業界に詳しい事業者さんいるから」など、相互に紹介をしあうのもやってほしい
  • 聞いてみようよ、というプロセスを、事業再構築を機にやってほしい
  • 事業再構築補助金の制度は、日本の産業の未来がかかっている
  • 申請書作りが本番と思って取り組んで欲しい
  • ぜひ「束ね」にチャレンジして!そうすると「束ね」は大きな加点ポイントになる

以上、ぜひ本体の動画を実際にご覧になると、上記の概要が伝わるかと思いますので、ぜひ動画をご覧下さい。

 

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事業再構築補助金の「電子申請にあたってご注意いただくこと」について書かれている注意事項

事業再構築補助金の締め切りも7月2日ともうすぐですが、事業再構築補助金 電子申請にあたってご注意いただくこと というPDFで、注意事項がアナウンスされています。

事業再構築補助金(第1回)において、申請時に提出された書類の不備等によって申請
要件を満たさなかった申請が多くありました。
第2回以降の公募に申請される方の書類等の不備を未然に防止することを目的として、電
子申請時に必ずご確認をいただきたい事項をまとめましたので、ご確認ください。

 

とあり、特に良くある不備事例として、

  1. 売上高減少要件に必要な月別売上高が証明する書類が添付されていない
    売上高減少として選択された年月とは異なる年月の書類が添付されている。
  2. 認定経営革新等支援機関による確認書」 に記載された法人名等が申請者と異なる
    認定経営革新等支援機関ではなく、申請者名で確認書が作成されている。
  3. 経済産業省ミラサポplusからの「事業財務情報」が添付されていない
  4. 添付された書類にパスワードがかかっている、ファイルが破損している。

が挙げられています。

特に上記のようなミスで、せっかくの申請が不備になってはあまりにも悲しいですので、しっかりチェックして下さい。

他にも、文中に注意点が複数ありますので、提出前にぜひ確認下さい。また、6月28日に9.緊急事態宣言の影響を受けたことの宣誓として添付が必要な書類が修正、指定のフォーマットで提出、

黄色の項目の入力と売上の証明する書類で金額確認いただき、この宣誓書はエクセルのまま、電子申請に添付ください

という注意書きが書かれています。PDFにせず、エクセルのフォーマットで提出する事にご注意下さい。

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