「島根県代表企業・ランキング」。withコロナは三密と無縁の島根が強い

地方経営ノートによる勝手に各県代表企業をお届けする企画。

今回は、withコロナにおいて、密のほとんどない「島根県編」。

実際、4月中旬を最後にコロナの感染者は出ておらず、発生ポイントも２箇所です。

縁結びで有名な出雲大社を有する島根は、人口密度が東京の60分の1でゆったりとした雰囲気と豊富な自然に恵まれた土地で、コロナの敵である密とは無縁。

まさに、withコロナからafterコロナにビジネスの主役となりうる県です。
さらに、県がIT振興を図っており、Ruby on Railsで街おこしをしていることもあり、首都圏から多くのIT企業が誘致で支店を構えています。

中国地方

島根県代表

島根県には、上場企業が3社ほどあります。株式会社山陰合同銀行、株式会社島根銀行の金融セクターと株式会社ジュンテンドーのホームセンターセクターです。

選定については、上場子会社・関連会社等を除いて選定しています。じゃないとほとんどが東京、大阪本社ベースの企業になってしまいますので地域色が出辛いという判断です。

この条件で、候補を挙げると、「株式会社ジュンテンドー」「株式会社山陰合同銀行」「株式会社島根銀行」「株式会社一畑百貨店」「今井産業株式会社」「株式会社原商」「島根電工株式会社」

売上高、時価総額、知名度、将来性、企業理念など地方経営ノート独自の指標で選ばれたのは、
島根電工株式会社
です。創業60年の歴史を有する設備工事会社。

売上高　164億円（2018年6月期）
従業員数　387人
非上場
理念　1．社会と共に明日の快適環境を創造しつづける企業をめざす。
2．お客様の要望に迅速・適確に応えて、満足度と信頼度の高い企業をめざす。
3．付加価値を労使共通の目標として挑戦し、活力と魅力にあふれる企業風土をめざす。
CSR　出雲おろちまつり・松江水郷祭協力/ボランティア活動　　　　等

島根電工は、「住まいのおたすけ隊」という活用を行っていて、照明器具の取り替えやコンセントの増設、水道の蛇口の交換、エアコンや換気扇の掃除など
まさに高齢者の多い島根県に貢献している企業です。

上場企業をおさえて島根電工を選定したのは、社員と地域を大切にすることが経営の基本であると据えていること、さらにそこから力強く発展していることなどが挙げられます。

社長が本も執筆されており、島根電工が地方において元気に成長している秘密が語られています。

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