手ぶらビジネスに勝機はある?キャンプ、バーベキュー、ハロウィン、料理人による自宅での食事作り・・

手ぶらキャンプ、手ぶらバーベキュー、手ぶらハロウィン、料理人が材料を買ってきて自宅での食事作りをしてくれる・・・。

 

このような手ぶらで何かができるというサービスが近年増えています。

 

当サイトの地方経営ノート twitter アカウントでも言及しましたが、「ハロウィンパーティの準備を行うというビジネス」のニュースリリースがありました。

 

全国のレストラン22軒と提携、メニューやハロウイン向けの道具や衣装の用意も行うというサービスです。

 

以前から、手ぶらバーベキュー、手ぶらキャンプなどのビジネスは存在していました。

 

例えば手ぶらキャンプでいえば、キャンプの準備や運搬も大変なだけでなく、自分で準備をしようとすれば、道具を購入する必要があります。

 

バーベキューにせよ、道具、食材購入、運搬、後片付けなど、その手間は大きいです。

 

年に1,2回、キャンプなり、バーベキューをするくらいの頻度だと、余計に面倒になりますよね。

 

もちろん、ハロウィンパーティなんて、(数日のずれはありそうですが)秋に1回やればそれで十分。

 

そのためにいろいろ買って用意するのがもったいない。

 

そんな中、前述の手ぶらキャンプ、手ぶらバーベキュー、手ぶらハロウィン、また、料理人が食材を買ってきてくれて、自分のキッチンで料理して1週間分の夕食をつくってくれたり、出張シェフが来てくれるなど、

 

  • 道具を用意する手間を省く
  • 食材を用意する手間を省く
  • 準備する手間を省く
  • 片付ける手間を省く
  • 道具を買う手間を省く(選ぶ手間も省く)

 

など、まるごとおまかせできるサービス(料理人などとのマッチングサービスも含め)が次々と出現しています。

 

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現代人は選択することが多すぎる!

経営者、会社員、フリーランス、子育て中の人など、人間は毎日あらゆることを選択しないといけません。

 

ある経営者は、平日着るスーツを5着決め、そのローテーションで着ていると以前話していました。

 

また、靴下で左右のどちらかがないということがないように、全部の靴下をおなじものにする人もいます。

 

あわせていうと、故スティーブ・ジョブズ氏が、ほとんどの時をイッセイミヤケのタートルネックにリーバイスのデニム、ニューバランスのスニーカーのコーディネートで過ごしていたのも有名な話です。

 

昔は選択の自由が少なかったかもしれませんが、現代はあらゆる事に選択の余地が多すぎる。

 

選べるということは嬉しいですが、どれにしようという選択は楽しみでもありますが、時にストレスにもなり、意志の決定力を費やすことになります。

 

今後より、「お任せ」サービス、例えば、スタイリストによるワードロープ提案、レンタル、クリーニングまで一貫してお任せとか、ユーザー側が最小限のことを決めれば、あとは向こうがお膳立てをしてくれるというサービスはより増えていくでしょう。

 

もちろんその点には正負双方の側面があると思いますが、「できるだけ楽をしたい」というのは人間の本能です。

 

また、経営者、ビジネスパーソンであれば、「経営・仕事に関わる根幹の部分(業務・プライベート含め)アウトソースし、本当に重要な事項の意思決定にエネルギーを使えるようにしたいという気持ちを持つ人も多いでしょう。

 

できるだけ負担を取り除き、顧客の意思決定力を使わせない(楽をさせる)、こういうサービスが、今後も増えていくと思います。

 

 

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