2019年の #AppleEvent #iPhone11 #iPad に見える、ハードウェアからサブスクリプションサービス・金融サービスへの転換

Appleは、ハードウェアからサブスクリプションサービス・金融サービスへの転換を志向しているように思える

 

今回、Appleの新製品やサービスラインナップを見て、思ったことをいろいろと書いていこうと思います。

 

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サービス提供端末としての、安価なiPad

今回、想定された安価なiPadだけでなく、iPad Proの新しいバージョンが出るか、期待していました。

 

結果として、iPadでは廉価版の発売のみとなり、iPad PROはリリースされず、プロセッサもA10チップを搭載、10.2インチディスプレイ、価格を税別34,800円~、Apple Pencilも使える、とAppleにしては安価に抑えてきましたが、熱心なユーザーにとっては「コレジャナイ」感を強く感じた人も多いのではないでしょうか。

 

ただ、Appleの動画サービス、月額600円で提供されるApple TV+、ゲーム遊び放題のApple Arcade、Apple Musicなどのサブスクリプションサービスを提供する、リーズナブルな箱としては、今回の廉価版iPadは一つの入口となりうると思います。

 

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Apple Cardの日本での導入が待たれる

Appleはゴールドマン・サックスと提携し、アメリカでApple Cardを提供しています。

 

Apple CardはiOSデバイスの保持を前提とし、収支のわかりやすさ、Apple Payで2%還元、チタニウムの高級感あふれるカードで、カード番号が存在しない、クレジッドカードのみのリアル店舗でも使える(代わりに還元率は1%)、年会費無料、利用データをサードパーティに販売しない、アメリカでいうクレジットスコアが下から2番目というサブプライム層でも、少ない限度額ながら作れてしまう(CNETより)

米国で始まったApple Card、成否の鍵は「金融教育」--Appleニュース一気読み
8月5日~8月11日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

など、いろいろな意味で決済業界のゲームチェンジャーとなりうる要素を含みます。

 

また、QR決済やFeilicaなど、クレジッドカードを使わない決済が増えている若年層(Generation Y)を囲い込むことも意図しているようで、今後日本など全世界でApple Cardのサービスが提供されると、金融・決済サービスの業界で大きな存在感を示すことになりそうです。

 

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iPhone・iPod touchのラインナップも、幅広い層を狙いに来ている

また、iPhoneのラインナップを

iPhone8

iPhone XR

iPhone11

iPhone11 Pro

iPhone11 Pro Max

(Apple直営店 SimフリーでiPhone8 64GB 税抜52,800円~iPhone11 Pro Max 512GB 税抜157,800円まで)

としてローエンドからハイエンドまで5種類の選択肢を設け、スマホを使わせたくない層には税抜21,800円からのiPod TouchでAppleのサービスをある程度利用できるようにするなど、選択肢を増やして、Appleのエコシステムに入り込む数を取りに行っているように感じます。

 

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IPhone 来年に期待・・・

個人的には来年以降の、フルリニューアルされたiPhone(+iPad Pro)に期待したいところですが、今後もいろいろと途中で新商品の発売などはあると思いますので、今後、そして来年の5G対応iPhone(国内での5G網の整備が間に合うの?という懸念もありますが)を期待したいと思います。

 

 

 

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