Newsweek誌の、”米モデルナ社のコロナワクチン、初期治験で「有望な結果」45人の被験者全員が抗体を獲得”に見る希望

Newsweek日本版 Webサイトで、「米モデルナ社のコロナワクチン、初期治験で「有望な結果」45人の被験者全員が抗体を獲得」という記事がありました。

 

これは、19日時点ではあまり大きく扱われていないニュースですが、新型コロナウイルスに対するある種の光明が見え始めたと言えます。

 

同記事によると、

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のワクチン開発を進めている米バイオ医薬企業のモデルナは5月18日、初期段階の治験で、被験者45人全員に同ウイルスの抗体ができたことを明らかにした。

 

CNBCの報道によれば、2回目のワクチン投与から約2週間後の治験43日目で、被験者全員が新型コロナウイルスの感染後に回復した人と同程度の抗体を獲得していることが分かった。また少なくとも8人については、ウイルスの増殖を予防する「中和抗体」が確認できたという。

 

一般にワクチンの安全性が確認されるまでには何年もの治験が必要

 

もしモデルナの今後の治験でも良い結果が続けば、2021年までに安全で効果的なワクチンを実用化することは可能かもしれない。

 

と、まだ治験段階ではあるが、高い成果を得たことを示しています。

 

初期の治験とは言え、「被験者45人全員が抗体を得た」ということは、新型コロナウイルスとの戦いに一つの光明が見え始めたと言えますし、ここから安全性の確認、製品化、さらには日本での承認などが進めば、新型コロナウイルスに対する大きな武器となるでしょう。

 

このことは米国株など株式マーケットにもポジティブな影響を与え、今後の流れではさらによい結果をもたらすことが推測できます。

 

このモデルナの結果は、既に19日朝のモーサテや19日の日経プラス10などでは、ダウ平均3日続伸、NYダウ911ドル超上昇など、非常にマーケットに対しポジティブな影響を与えていることが報じられています。(20日は390ドルの下落と軟調)

 

ただ、翌20日のモーサテでは、あるサイトでモデルナの研究に、有効性のわかる重要なデータを示しきれていないという疑義を含んだ意見も書かれていたようで、まだ専門家の間でも意見が別れているようですが、ただ小規模であれ治験結果が良かったことは事実であるので、ぜひ今後ポジティブな方向に進んで欲しいと感じます。

 

また、19日の日経プラス10では、日本の方でも中小企業に対し新ファンドで、債権の買い取り、債務の証券化などで貸し出しではサポートが限界がある企業に資本を支援し、500億超の資金供給を行う、日銀が6月の定例会合を待たずに、さらに金融機関への支援を行うことを表明するなど、急ぎの反転攻勢を練っています。

また、東京の感染者が5人、首都圏を除いては緊急事態宣言解除の方向も見えてきました。

 

このように、これまでと違い、前向きな材料も出始めてきたこの時期であるからこそ、証券口座を開設し、マーケットに参入するという手もありでしょう。





 
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もちろん、ここから上昇を続けるか、二番底をつけるかは、マーケットでも意見の別れるところですが、口座開設など行い、いろいろマーケットを体感的に確認しておくことは有用かと思います。
また、ワクチンの製品化には長いスパンがかかるので、早くとも2021年以降になるということは織り込んでおく必要はあります。

 

今回のニュースが、新型コロナウイルスに対する抜本的な対策になるとよいでしょう。

 

「新しい生活様式」が根付いた中での今後のビジネス

 

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