令和元年台風19号豪雨災害で顕在化した防災・治水対策と地域コミュニティの重要性

令和元年台風19号の豪雨災害により被害を受けられた皆様においては、本当に大変な思いをされている方がたくさんいらっしゃると思います。

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防災対策・治水対策の重要性

 

防災対策や治水対策というのは、「普段は目立たないが、なにか災害が発生してしまい、そこからクローズアップされる」というケースが大半です。

 

具体的には、堤防・護岸工事・ダムを初めとする様々な治水対策、防災対策が国や地方自治体によって数十年のスパンで進められています。実際に公共事業としての災害対策は効果を発揮しているものと考えられますが、このところの豪雨による堤防の決壊や越水の規模はこれまでになかったものが高い頻度で訪れていることに特徴があります。

 

もはや、公共事業に頼るだけでは身を守ることが難しくなってきており(あくまでも公共事業が一定の効果を発揮している前提で語りますが)、地域レベルで様々なコミュニティで結束しながら集団で身を守る活動が必要ではないでしょうか。

例えば、地方においては、日ごろから

・自治会

・地域の運動会

・お祭り

・清掃ボランティア

等で自らの周辺に住む方々の名前と顔が一致しており、高齢者や子供を守る風土があります。このような活動は、近年は煙たがられる傾向にありますが、実はこれが非常時に皆の結束と支え合いを生んでいます。

 

治水、防災に限らずインフラ保守・機械やサーバー、ネットワークの保守など、「作る」ではなく「守る」に関わる人たちは、どうしても新しい物を作る人たちと比べ、目立ちにくく、良くも悪くも、「縁の下の力持ち」となる傾向があります。

 

改めて、「守る・整備する」ことの大切さ、それに関わる方たち、そしてもちろん、有事発生の際に対応される自衛隊・警察・消防・消防団、ボランティアの方々に対して、改めて敬意を払い、そして国・自治体も予算をつけ、適切な防災の推進に寄与していく姿勢を強く示すことが必要であると思います。

 

なお、地方経営ノートtwitterの方では、今回の台風に関する公的機関、企業による、法人・個人向けの支援策やサービスなどをツイートしております。

 

twitterもしくは記事の形で、被災された方のお役に立つ情報があれば、その都度発信します。

 

また、金融機関・日本政策金融公庫・自治体なども今後支援策を様々提示すると思われますので、こちらについても役に立つ情報があればツイートします。

 

 

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