「新しい生活様式」が根付いた中での今後のビジネス

東京を中心とし、まだまだ新型コロナウイルスの影響を受けている事業者も多い現在ですが、都市部・地方共に、「新しい生活様式」で消費者(に加え企業)の行動が変わったことを踏まえ、今後のビジネスを組み立てて行く必要があります。

 

当記事では、改めて「新しい生活様式」と、新しい生活様式により影響を受ける産業を記載、後ほど、今後のことも含め追記できればと思います。

 

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新しい生活様式とはなんだったのか?

新しい生活様式の具体例としては、厚生労働省の「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』を公表しました」のページに記されているので、要点をピックアップしてみましょう。

 

新型コロナウイルス感染防止の観点から、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い(+うがい)を心がける

ことを前提に、

  • 人との感覚はできるだけ2m開ける
  • 遊びに行くなら屋内より屋外
  • 真正面の会話はNG
  • 外出時は症状なくてもマスク着用
  • 家に帰ったらまず顔や手を洗い、シャワー
  • 手洗いは30秒かけて水と石鹸で丁寧に
  • 感染流行地域からの移動、流行地域への移動は避ける
  • こまめに換気
  • 三密(密集・密接・密閉)の回避
  • 毎朝の体温測定、発熱・風邪の場合は自宅療養

と、注意点を挙げただけでもかなりの数になります。

このような防止策を踏まえ、

新しい生活様式を踏まえた買物

  • 通販も利用(実店舗にダメージ)
  • 1人または少人数での買物(ファミリーが来ることを想定した店はダメージ)
  • 電子マネーなど電子決済の利用
  • サンプルなど不特定多数が触る展示物への接触は控えめに(フェア・展示などにダメージ)
  • レジでは前後にソーシャルディスタンシングを保てるようスペースを(来客数によっては入場制限も)

新しい生活様式を踏まえたスポーツ等

  • 公園はすいた時間、場所で(遊園地や大型公園はダメージ)
  • 筋トレ・ヨガは自宅で動画で(ジム・インストラクターはダメージ)
  • ジョギングは少人数で
  • すれ違うときは距離を取る
  • 予約制を利用
  • 狭い部屋での長居はNG(小規模の滞在型店舗にダメージ)
  • 歌や応援は十分な距離かオンライン(カラオケなど、コンサートなど、各種スポーツイベントはNG)

新しい生活様式での公共交通機関の利用

  • 会話は控えめに
  • 混んでいる時間は割ける
  • 徒歩や自転車利用の推奨(公共交通機関にダメージ、自転車店にはプラス?)

新しい生活様式の食事

  • 持ち帰りや出前、デリバリーも(テイクアウト専門店・デリバリー専門店には追い風かもしれないが、一般の飲食店は大ダメージ)
  • 屋外空間を推奨(屋内・密集系の店は大ダメージ)
  • 大皿は避け料理は個々(バイキング・カウンター式の小料理店などは大ダメージ)
  • 対面でなく横並びで(飲食店全般にダメージ)
  • 料理に集中、おしゃべりは控えめに(飲み屋・大人数の会合がある店舗に大ダメージ)
  • 回し飲みは避ける

新しい生活様式の冠婚葬祭などの親族行事

  • 多人数での会食はNG(結婚式・葬儀の会食・イベントに関わる人・僧侶などに大ダメージ)
  • 発熱・風邪などある場合は参加しない

 

新しい生活様式に基づく働き方の新スタイル

  • テレワーク、ローテーション勤務
  • 時差通勤推奨
  • オフィスは広々と(都心の密集オフィスが避けられる)
  • 名刺交換はオンライン(クラウド名刺サービスにプラス、名刺作成業者にダメージ)
  • 対面との打ち合わせは換気とマスク(打ち合わせが対面、出張→オンライン会議にシフトするため、テレカンファレンスサービス・ツール・オンラインサービスは需要増。)また、小規模企業の場合はセキュリティを確保するためのVPNサービス(【NordVPN.com】)などが需要増
  • 加えて、対面系の営業や証券取引、金融相談などが避けられ、証券であればオンラインのシフト(例えばスターリング証券)などがより確実な方向に・・・・などなど。
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    こんな新しい生活様式に適応できるかと最初は誰もが思いつつも・・・

    最初は多くの人が、「こんな新しい生活様式に適応できるか?」と思っていたかと思いますが、意外に多くの人が、この新しい生活様式に従って生活しています。

     

    とはいえ、企業がこの新しい生活様式で受けているダメージは広範囲、様々な業種に及びます。

     

    また、新しい生活様式を踏まえ、「それではこの後どうやってビジネスを組み立てていくか」についても記述できればと思います。

     

    また、19日のNewsweekやモーサテでは、アメリカのモデルナ社が新型コロナウイルスの抗体ワクチンの治験を行い、対象者全員に抗体ができたというポジティブな記事がありました。

    ぜひこれが今後の治験、量産もうまく行き、日本でも早く認可、供給されると望ましいです。

Newsweek誌の、”米モデルナ社のコロナワクチン、初期治験で「有望な結果」45人の被験者全員が抗体を獲得”に見る希望

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