2021年4月30日から8月6日まで、鳥取県で新規創業・第二創業を行う人に対して、各種費用に対する最大300万円の補助金を補助する制度がスタートしました。
鳥取県起業創業トライ補助金の概要・対象者
- 補助事業計画提出の前後12か月以内に県内に事業所等を設置し 、法人設立 若しくは 開業届の提出により創業を行う個人
- もしくは・創業から12か月以上経過しているが新事業実施のため、12か月以内に県内に事業所等を有する新たな法人設立を行う企業(大企業による関連会社設立等は除く)
- 創業支援機関(商工会議所、商工会、鳥取県産業振興機構、鳥取県信用保証協会等)の支援を受けており、今後も継続的に創業支援機関のハンズオンを受ける見込み
- 事業対象:新たな事業アイデア・技術・ノウハウ等を活用し、新規市場開拓等を行うもの
- 対象経費:旅費、人件費、事務所等貸借料、保険料、事務機器等購入費、人材育成費、広告宣伝費、法人設立関係費、委託料、原材料費、産業財産権等導入費等
- 交付決定前に発注、購入、契約等を実施したものは補助対象外
鳥取県起業創業トライ補助金は審査・審査会がある
鳥取県企業創業トライ補助金は、一次審査(書類)、二次審査(プレゼン)があります。
審査のポイントは下記の通り。
- 新規性:事業内容の新規性・独創性、競合との優位性が明確か
- 実現性:事業を実現するための技術・技能・知識・ネットワークを持っているか
商品やサービスの供給体制が整う見込みがあるか
営業力、商品・サービスの需要、ビジネスプランとしての収益性はあるか
事業戦略、資金計画は妥当か - 社会性:地域産業への波及効果、新規雇用の創出が見込まれるか
- 市場性:今後の規模の拡大が見込まれる成長市場であるか
- 経営者:経営能力、事業意欲、熱意、信用力はあるか
鳥取県起業創業トライ補助金の補助事業スケジュールは?
- 補助事業計画の提出 ~R3.8.6
- 事業計画審査・採択決定 R3.8 月下旬~9 月中旬予定(申請者から提出された補助事業計画及びプレゼンテーションの内容をもとに審査を行います。その後、採択者を決定し、県から採択通知(不採択通知)を申請者へ送付
- 補助金交付申請 採択決定以降 R3.12月末まで
- 補助金交付決定 申請から2週間程度 内容について審査を行い、予算の範囲内で交付決
定通知を送付 - 補助事業の着手 補助事業決定後に着手を行うこと
- 事業進捗状況報告(R4.3.31 現在) R4.4.1~R4.4.20
令和3年度分の事業進捗状況を県へ報告。県は提出された進捗状況報告書(事業成果・支出状況・経理処理等)について検査をし、必要に応じて現地調査・令和3年度分の補助金の精算払を行う - 事業進捗状況報告(R5.3.31 現在) R5.4.1~R5.4.20
- 実績報告書(事業全体)提出 補助事業全体の実績を県へ報告、補助事業の完了の日から20日以内に提出する必要
- 補助金額の確定 提出された実績報告書に基づき、適切に補助対象経費が支出されているか検査。検査後、補助金額の確定を行い、補助金の支払額を通知。その後、補助金の精算払を行う
- 事業の実施状況等の報告 事業完了年度の翌年度以降3年間(毎年度)
補助事業の完了年度の翌年度以降3年間、補助事業に係る過去1年間の事業実施状況を報告
毎会計年度終了後30日以内に提出する必要
以上の通り、採択されてからもいろいろと手続があります。
鳥取県起業創業トライ補助金の募集HP・問い合わせ先は?
- 鳥取県商工労働部 産業未来創造課 産業支援担当
所在地 〒680-8570 鳥取市東町一丁目220(鳥取県庁本庁舎7階)
電話 0857-26-7690/ファクシミリ0857-26-8117 /電子メール sangyoumirai@pref.tottori.lg.jp - 募集ホームページ(要項や申請要領もこちらにあり)