都内なのに空き家がゼロ円!町有地で110坪621万円家付きの物件も。就職・起業で最大100万円!奥多摩町の定住支援策

首都圏の方ならご存じかと思いますが、東京都奥多摩町は、東京とは思えないくらいの自然・天然温泉・田舎暮らしが体感できる場所です。

 

都心へのアクセスは正直都内とは思えない不便さという点はあります。

新宿まで青梅線・中央線の乗り換えが大変なものの、片道1,500円程度で2時間~3時間。

逆に言うと、行こうと思えばさほど高くない値段で、都心にアクセスすることはできます。

 

 

東京都とは思えない自然あふれる環境で、土地も安く(2020年10月12日現在は全て相談中ですが)、ゼロ円でもらえる土地というのもあります。

 

もちろん、いろいろ注意点はあります。

  • 生活には車が必須になると考えた方がよい
  • 娯楽施設はなく、買物に関しても、地元では相当選択肢は限られる(スーパー・コンビニはある。ホームセンターは町外で遠い
  • 病院は町営病院などあるにはある

その他、「トカイナカ」ならではの、不便な点は多く想定できます。

 

 

奥多摩勝手に広報室というサイトで、実際に奥多摩に在住している方の、奥多摩のリアルな生活情報が書かれています。

 

・何もないということは、お店もないということ。そう、買い物が不便なのだ!

・多摩には意外といろいろな店がある。青果店と精肉店がある時点で晩のおかずは揃うはずなのだが、現代風の食卓を彩る多様な食品を手に入れたいと思ったときには何もかもが不足していることを否めない。だから当然、買い物は奥多摩町外に出ることが多くなる。

・奥多摩にはホームセンターがない。これは致命的だ。田舎暮らしゆえにDIYの重要度が高いにも関わらず、その道具や材料を入手できないのだ。

最寄りのホームセンターは青梅市のヤサカ新町店だが、ここはDIY系の店ではなく本格的な板だとかは手に入らない。そういったものを買う場合はカインズホーム青梅インター店まで行くことになり、片道50分もかかってしまう。

 

 

うわ、これは確かに不便だ・・・というのと、生活には車がないと大変だというのが非常に納得できます。

 

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奥多摩町は、都会+田舎=トカイナカに注目が集まる中、移住に力を入れている

経済評論家の森永卓郎氏が、都会と田舎のちょうど良いところをハイブリッドに取り入れた場所に住む、「トカイナカ」という概念を提唱しています。(奥多摩町は、かなり田舎寄りですが・・・・ただ、都心へのアクセスはまだ行ける範囲です)

 

森永卓郎氏も、所沢に住み、畑を耕すなどの生活をされているとラジオなどで話しており、今後も、都心ではないが程よく田舎、という地域(都下・埼玉・千葉・神奈川・その周辺部)という地域は見直されてくるように思います。

 

奥多摩町は、

  • 0円空き家の提供
  • 数百万円で100坪以上の土地が買える分譲地
  • 移住・定住補助金や住宅の新築・改築・購入への補助金交付・金融機関からの資金借入に対する利子補給
  • 奥多摩町の指定された事業所に就職された方に最大100万円交付

 

などの制度があります。

 

また、車は必須なので、運転免許がない人は免許取得、車の購入などを考えると良いでしょう。






支援制度等に関しては、下記の通りです。

 

奥多摩町定住促進サポート事業支援金

都内(条件不利地域以外)から奥多摩町に移住し、就業又は起業した人へ、奥多摩町定住促進サポート事業支援金(以下「定住支援金」という)を交付)(最大100万円、5年縛り)

 

0円空家バンク

奥多摩町の物件を探している方で、

・年齢要件や定住要件に合致せず、空家バンクを活用できない

・アトリエ、倉庫、別荘等を探している

 

というケースで“0円空家バンク”を利用できます。

 町は物件を手放したい方と物件を活用したい方のマッチングを行います。物件のご案内はできませんのでご自身で現地を確認していただくことが条件となります。お申し込みの前に現地の確認をしてくださいますようお願いします。

※契約や登記にかかる費用は物件を譲り受ける方の負担となります。

ので、完全なゼロ円では当然ないこと、リフォーム・補修や解体等は必要になることは考えて置いた方がよいでしょう。なお、この記事を書いている10月12日現在はすべて相談中です

 

奥多摩町移住・定住応援補助金等

定住を目的として住宅の新築、増築、改築、または購入をした方に対して補助金の交付や、金融機関などからの資金借入に対する利子補給を行う。

  • 年齢・世帯制限あり・対象は個人のみ
  • 補助金等は事業費10万円以上が条件
  • 補助金額は事業費の2分の1以内
  • 最大現金限度額は200万円
  • 町内業者及び地場産材を10㎡以上活用した場合は各限度額20万円加算
  • 偽り、その他不正な手段により補助金等を受けた者は全額。交付要件を欠くに至った者は、交付を打ち切り又は既に交付した補助金等の一部を返還
  • 返還を免れる例外として、町に寄付する場合、転勤等で夫は転勤し妻・子は残る場合、世帯主や世帯員の死亡等はやむを得ないものとされる。

詳しくはリーフレットやその他書類を確認いただきたいですが、誓約書の中に「将来にわたって奥多摩町に定住する意志がある」という誓約書があります。

 

町役場に確認したところ、

  • これは、一生住み続けなければならないわけではない
  • あくまで融資の利子補給の期間は最低限住んでくださいねということ
  • 家庭の事情などやむを得ない場合は例外もある
  • 利子補給の期間(定住してもらう必要がある期間)については奥多摩町の方から通知する

いうことで、なんとしても一生住んで、引っ越す場合は補助金を全額返してという意味合いではないとはいえ、やむを得ない事情がない限りは、ローンを返し終わるまでは定住が前提になるので、この点は留意した方が良いかと思います。

 

そして、

奥多摩に暮らしたい人登録バンクという制度があり、登録すると情報が受けられます。

 

ぜひ奥多摩暮らしに関心がある人はご登録を。

 

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