あけましておめでとうございます。
図らずも、元日よりはやおきさまという方のコメントに乗っからせていただいた担当者のコメントがプチバズになり、Official髭男dismは本当にブレイクしたのだな、という実感があります。
(やりとりがアレですが・・・・)
地方名門進学校で指定校推薦早稲田っぽく見えつつ、実は島根鳥取でライブ活動始めて地道に6年近く積み上げて、泥臭さを見せないところが髭男のスマートさ。 pic.twitter.com/KytpcHKQhy
— 地方経営ノート (@localnoteEG) January 1, 2020
そして、髭男のVoが島根大学→島銀→ライブ活動から人気を固め大ブレイクしたのをみると、田舎だからどうのこうのより、作品を作って、反応が出たら活動拠点を広げていくということの重要性を感じます。島根の吉田くんのFrogmanのように。
— 地方経営ノート (@localnoteEG) January 1, 2020
そこで、Official髭男dism本体のTwitterを見てみると、デビュー年と同じ2012年開設。
(ちなみに、Webから広まった岡崎体育さんも、この時期から活動を開始しています)
そこから、メンバーは島根で仕事もしつつ(Vo&Pfの藤原聡さんは島根大卒→2年間銀行員と兼業)、土日のライブ活動などを含め、島根・鳥取のテレビ・ラジオ・ライブハウスなどで推され、じわじわと全国に知名度が広がっていきました。
また、ラジオもBSSラジオ・FM山陰と2局だけですが、地元のミュージシャンというだけでかなりレアな存在ですので、積極的に推してくれます。
Twitterでも触れましたが、
そして、髭男のVoが島根大学→島銀→ライブ活動から人気を固め大ブレイクしたのをみると、田舎だからどうのこうのより、作品を作って、反応が出たら活動拠点を広げていくということの重要性を感じます。島根の吉田くんのFrogmanのように。
音楽に限らずやはり作品を作って世間に出すことで、反応を探るのは大切かと思います。
Official髭男dismが結果的にここまでブレイクしたというのは、まずなによりメンバーの方たちの実力あってのもの。
加えて、山陰というローカルな地域から、日本・世界に通じる広がり方ができたのは、
- 地元の応援
- そこから広がった全国のファン層の支援
- Webを通して全国・世界に発信することが容易になり、ファン層になる受け手の側も、スマホでの動画再生・ストリーミング再生など音楽との接点が増えた
ということも大きいと思います。
もちろん、いきなり東京(や海外)に出て、広い世界を狙うというのも一つの考えですが、地元で足固めをして、手応えをつかめたり声がかかったら東京に行く、地元と都内の二拠点で活動するなどのミュージシャン・タレントなどは今後増えていくのではないかと思います。
また、担当者も地方・東京の暮らしを両方担当しているのでわかりますが、ローカルで暮らすということは、多様な人との接点・ライバルとのダイレクトな切磋琢磨が難しくなる一方、生活・仕事・通勤などでエネルギーを消耗することが都市部に比べ少ないため、その分のリソースを創作活動に投入できるというメリットがあります。
また、地方の場合はITを含めた様々な産業で、人手不足の側面がありますので、若い人は特に歓迎されます。仕事で幅広い経験を積む、様々な年齢層・ポジションの人たちと関わる、これが人の心の琴線に触れる音楽作り・コンテンツのヒントになることもありえます。
また、大きくブレイクできなくても、本業があることで、趣味として活動していくという選択肢をとることもできます。
当サイトでも扱っているニアショアのように、拠点をローカルに置きつつ、都内の開発に関わり、多様な人達とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくこともできるようになり、またリモートワークなど、場所を問わない仕事の手法も進展しています。
というわけで、最後は結局当方の分野に結びつけて恐縮ですが、Official髭男dismがさらにブレイクし、世界に出ていくくらいの発展を遂げてほしいと思っております。
ローカルから全国・そして海外へ、という流れ、ぜひこれからも次々と起こってほしいです。