今日、複数の方から「157というところから変なメールがきたんだけど」という話が。
実際にガラケーを見せてもらうと、メールは4通に別れており、最後のメールは、
「ださい。(その後社名)」
というメール。
最初に送られたメールから通して見れば、普通の案内だとわかるのですが、メールの表示画面上では、最初に出てくるメールがこれなので、文面を見たときは、これ、後の文章を見ずに変な怒り方してしまう人もまれにいるのではないかな・・・、と心配になりました。
実際にガラケーのメールを見ると、cocoaのインストール推奨案内と、ガラケーからcocoaを利用できるスマホへの機種変更のお勧めだった
もちろん、送付者が迷惑メールを送っているのではありません。
内容を最初から見ると、「現在厚生労働省では新型コロナウイルス対策として、スマートフォンアプリcocoaの導入を推奨しているけど、(ガラケーは対応していないから)スマートフォンに変えてね」、という宣伝も兼ねた案内メールでした。
auの場合、Cメールというauなどキャリア同士でのメール機能があり、メールアドレスを知らなくても電話番号から送れるため、現在でも使っている人はたまにいるようです。
ただ、以前の機種の場合(具体的には2017年4月までに発売のガラケー)、文字数の制限が70字までという仕様になっています。
そのため、以前の機種では四回に分ける形でメールを送っているため、最後のメールが誤解を生じる終わり方になってしまっているのです。
けして、送信者に悪意はなく、システムの都合上4通に分離されたメールになった、ということです。
年配の方ほど、ガラケーを変えずにずっと使い続ける、そして奇妙なメールがきてびっくりする、というパターンは意外とあります。
相談を受けても、「今回のメールはauから来たもので、cocoaの導入とスマホへの乗り換えを促すメールです、特に心配する必要はないですよ」と答えればOKです。