Windows10に対応したPC本体のサブスクリプションサービスが出てきているが、中規模以上の法人が前提
PCのリース契約は、途中解約などあると、違約金など非常に面倒です。
また、PCを購入する場合は、経費ではなく固定費となるため、償却・管理が手間であったりします。
一方、最近増えつつある、DaaS(Device-as-a-Subscription)の場合、月額課金で、PC・ビジネスソフトウェアなどの一括提供や、一つの窓口での総合サービスなどをおこない、サービス提供事業者側で、ほぼそのまま利用できる状態で提供してくれるため、IT管理者が新規システムをセットアップし、ネットワーク構築など各種設定をする負担と、経営者・経理が懸念するPCの新規導入によるイニシャルコストを大きく抑えてくれます。
ただし、一定数量の導入(パナソニックの場合は100台から)を前提としているため、個人・スモールビジネスでの導入は不可能なので、実質新規購入かリースなど従来通りの手段がメインとなるでしょう。
DaaS(PCサブスクリプション)のメジャーどころは、パナソニックとシネックス
現在DaaS(PCサブスクリプション)を取り扱っている事業者の中で目立つのは、レッツノートで知られるパナソニックと、Microsoft SurfaceなどのDaaSサービスを行うシネックスです。
パナソニック・レッツノートのサブスクリプション(DaaS)
まず、最初にレッツノートのサブスクリプションプランを確認すると、導入台数が最低100台からとなっており、かつ保守サービス・働き方改革に対応する付随サービスなど、完全に中堅~大手企業を相手にしたサービスとなっています。
確かに、PC回り保守含めた大部分を、パナソニックに任せられるのは魅力ですが、小規模ビジネス・個人事業主は、「100台からの導入」という文言で、対象外であることがわかります。
シネックスのSurfaceサブスクリプション
シネックスも、Surfaceのサブスクリプションを提供しておりますが、提供台数・個人事業主、スモールビジネスへの対応については現在確認中です。
また確認ができましたら掲載致します。