社員に自己肯定感を持たせるために、外部の手法に頼るよりも・・

経営者・管理者向けのテーマになりますが、社員に自己肯定感を持たせ、いかに自主的に業務にコミットしてもらうかは重要な課題ではないでしょうか。

 

社員に自己肯定感を持たせる方法として、

1 新入社員の教育係やチーム統括などマネジメントを任せる

2 できるだけ意見を聞き(まず受け入れて、実際に変える部分は取捨選択)、社員の存在を尊重する

3 社員の強いところ・得意なところ(業務でもプライベートでも)を積極的に肯定する

4 本人にチャレンジングな業務を与え、乗り越えてもらう(もちろん、体力的に無理のないようにすることや、上がサポートすること、進捗を確認するなど、注意する部分は多いと思いますが)

 

他にもいろいろな方法が思いつきます。

 

ただ、気をつけたいのが、むりやり自己肯定感を持たせようとしてしまうこと。

 

例えば、以前流行った「自分の夢を語らせる朝礼」、敬遠される業種に、「自分の仕事はこんなにすばらしいんです!」と語らせる、各種業界イベント、一部のハードな研修。

 

このような試みは、モンスターエナジーと同じで、一時的な気分高揚になるかもしれませんが、反動も大きいことが想定できます。

 

むりやりモチベーションをあげようとして、外部のイベントや特殊な手法に頼るのではなく、トップやチーム全体で、お互いの存在を尊重しあうことのほうが、地味ではありますが、着実な組織の改良につながってくるかと思います。