スマホファーストへのシフト-自社サイトのスマホでの見やすさは、自分のスマホで確認

スマホからのアクセスは現在も3分の2を占めるが今後はさらに大きくなる。スマホで読みやすいか、回遊しやすいかは重要な要素。

 

当サイトも含め、サイト運営に関わる方は、PCよりスマホ(+若干の割合でタブレット)からのアクセス割合が増えたことを実感されているのではないかと思います。

 

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なぜスマホからのアクセスが増えたのか?

 

検索するときにスマホを使う習慣が根付いた

一つは、スマホ自体をだれもが常に携帯し、すぐに利用できるため、カジュアルな調べ物などはスマホで済ませてしまうケースが増えた、ということです。

 

パソコンのように、机の前に座って、起動して・・というクッションがなく、ポケットから出して調べるわけですから、手軽さの点では勝ります。

 

また、私の周りでも散見されますが、音声検索を使う人が増えたこともスマホ増の一因と推測しています。特に高齢者層・若年者層は文字入力での検索より、音声検索を自然に使う人が多い印象です。

 

音声検索の入り口となると、スマホかスマートスピーカー、スマートディスプレイが多いです。

 

パソコンでも音声検索機能はありますが、正直普通にブラウザにキーボードで入力して・・の方が効率がいい、というのが実情ではないでしょうか。

 

サイトへの流入ルートが検索以外にも、SNS、Google トレンド、Googleレンズなど増えた

検索流入だけでなく、SNSなど他のルートからの流入が増えていることが挙げられます。

 

SNSを利用するときは、スマホなどのデバイスが多いので、そこからリンクをクリックしてアクセス、というのはよくあるケースではないでしょうか。

 

先日、僕らはSNSでモノを買うという書籍を紹介しましたが、PCや、SNSが現在のように普及するまでのスマホでは、「検索して調べる」というパターンが主流でした。

 

しかし、ユーザーが購買に至るまでの経路は変化しつつあります。

 

「僕らはSNSでモノを買う」で定義されているのは、「UGC」と「ULSSAS」というプロセスです。

 

UGC(ユーザーが生成したコンテンツ、口コミ)を起点に、ULSSAS(ユーザーの口コミ、UGCが起点→いいねがつく(Like)→Search1(ソーシャルメディアで検索)→Search2(検索エンジンで検索)→Action(購買)→Spread(拡散)→Like)という流れになります。

 

この一連のサイクルは、スマホ上で発生することが極めて高く、必然的にULSSASのサイクル内でサイト流入が発生した場合、スマホからアクセスすることとなります。

 

また、Googleトレンド、Googleレンズなどのスマホアプリ、Smartnewsなどのスマホアプリからの流入もスマホ経由のケースが多いです。

 

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スマホで見やすいかは、自分で見てみることが重要

スマホで見やすいかを判断する上では、「まず自分のスマホで閲覧してみる」ということが重要でしょう。

 

また、スマホ経由だと、どうしても流し読みで、一気にバーッと読むケースも多いと想定されます。

 

自分で見てみると、

  • 改行がもう少しあると読みやすいな・・
  • この表現、わかりにくくないか?
  • 流し読みできるくらいに噛み砕いてあるか、長すぎないか?
  • これだけ長いと、画像やイラストなども入れた方がよくないか
  • 逆に、画像、イラスト、広告などが邪魔になっていないか
  • メニューバーをできるだけ使わず回遊できるよう、内部リンクがしっかりしているか

 

など、自分で見てみることにより、課題はいろいろと発見できると思います。

 

特に、サイトの作成はPCで、確認もPCで、というケースは多いですが、少し手間がかかっても、スマホでの確認をすることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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