現在非常事態宣言に至っていない県を守ること、移動を避けること

昨日の非常事態宣言で、日本の経済の半分近くを動かす都府県が、非常事態宣言の影響を受けることになりました。

 

まず、政府関係者・地方自治体には、企業・個人への強い支援を本当にお願いできればと思います。

 

当初の期間は1ヶ月とされていますが、状況により長くなること(一時期は6ヶ月という話もあった)も、短くなることも想定されます。

 

そこで現在大切なのは、

  • 緊急事態宣言を早く解除できるよう、移動・対面を8割削減する
  • 緊急事態宣言外の県に移動しない
  • 緊急事態宣言外の道府県でも、同様に8割の対面を削減、不要なところに行かない気持ちで

という、緊急事態宣言発令地域、それ以外の地域を問わず、感染を広めない行為を行うことではないかと感じます。

特に、緊急事態宣言のある地域から来て、万一それ以外の地域で病気を発症した場合は、地域・社会の大きなバッシングを受けたり、十分な治療が受けられず、結局本人と家族が辛い思いをすることになります。

 

また、緊急事態宣言の充実していない県については、医療体制が充実していないケースも多く、普通に家にいればまだなんとかなった場合でも、県外だと「本人の既往症がわからない(都道府県によっては、県内の電子カルテネットワークがあるケースがあるが、県外からだとわからない)」「対応できるだけの医療リソースがない」などで、状況が重篤化する可能性もうかがえます。

 

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リアルな話、田舎の他県ナンバーに対する警戒感は強い

地方の閉鎖的な部分をお話しするようで恐縮ですが、地方になればなるほど、県外ナンバーは目立ち、どうしても警戒されます。

 

元々他県から引っ越してこられた住民の方の場合、地元も事情は知っているのでわかりやすいですが、そうではない他県ナンバーが止まっていると、「田舎のネットワーク」ですぐ、「どこそこにここの番号が止まっていた」という話になります。

普通に見かけない、観光や工事現場の手伝い、輸送以外の「他県ナンバー」「レンタカー」がうろついていた場合、具体的には書きませんが、いろいろな意味で警戒されます・・・・

 

(現在でも、一部の業者が、貸店舗をかり、高齢者を集めていろいろとやっているみたいですね・・

密室・密閉の部屋で飛沫感染が起こりそうな販売商法を)

 

これは、過去他県ナンバーで訪問販売を行う業者が複数おり、その販売行為で被害・問題などがあったためです。けして、よその人だから・・・ということではなく、もし悪質な業者や、その他よからぬことを行う人であったら怖い、という「わからない故の恐怖」であり、悪気があるわけではない。

 

本当は他県の一般の人をもっと歓迎したい、しかし、過去の一部の業者の行動から、どうしても警戒してしまうというのが実情です。

 

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コロナ疎開は、適切な医療が受けられないという点でも危険(本人・関係者の身のためにも)

 

そして現在の時勢だと、他県ナンバー、特に距離の離れたナンバーに対する抵抗感は相当なものです。

 

地元の住民としても冷静にするのが望ましいというのが本来のことです。

 

しかし、今は状況が状況。

 

多くの県は、「ともかくこれ以上感染を広げたくない、初の感染者を出したくない」という気持ちから、相当に「様々な意味で」警戒を行っています。

 

実家への帰省であっても、本人は「ちょっと心が痛い」という程度のコメントであっても、地元から見たら「今は!今は!、こんなときだけはやめて!」というのが本音で、本人に加え、本人のご家族にも問題が及ぶ可能性があります。

 

いわゆるコロナ疎開というワードがよく出てきていますが、

  • 今は本当にそういう状況ではない
  • 今疎開しただけでも色眼鏡で見られるのに、万一自分か周囲が発症したら大変な状況になる
  • そして地方ほど人数が少ないため行動をトレースされ、公表されやすい

 

いうことは考えておく必要があります。

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まずは移動の制限・少しの我慢をお願いできれば・・・

ともかく、移動した先で万一の発症があった場合、本人だけでなく、家族、加えて関係者が地元にいた場合は、その関係者も含めて、「いろいろな」意味で大変、かつ不幸なことになる恐れがあります。

 

ともかく、移動を抑える、そして残りの半分で経済を回せるように、緊急事態宣言の対象とない県も含め、自分たちもですが、極力各自が配慮して行動していただくよう「お願い」できれば・・というところです。

 

もしこの状況下で万一のことが発生した場合、大変なことになるのは、「お願い」を守らなかったご本人、ご家族、関係者になってしまうので・・・・

 

追記

少し前より議論がされている、朝日新聞の #東京脱出 ハッシュタグ問題に鑑み、朝日新聞が逆に東京脱出を煽っているのではないかという意見をTwitter上のタイムラインで見かけます。

 

真偽については、こちらでは確認しようがないのでわかりませんが、もともと流行っているわけではない特定の言葉をハッシュタグとして利用し、移動を煽る結果となってしまっていたとすれば、非常に残念に感じます。

真偽の解明、そしてどの記者がどういう意図で書いたのかが問われてほしいと、強く感じます。