今後のセールスのシフトと、人材採用・活用の方向性

当サイトでは、開設当初よりテレワーク・ニアショアなど、「遠隔」で仕事をする、依頼することの記事を複数書いております。

 

今般の状況で、テレワークをする企業が大きく広がり、一方で対面のセールスという機会が非常に取りづらくなりました。

 

また、直接の対面(特にサービス業)を行うという人材が、顧客の減少などにより、レイオフ・解雇などの状況になってしまうケースも増えています。

 

航空大手、ANAも、8,000人の常勤客室乗務員を一時5,000人一時帰休とするなど、サービス業の人材の一時帰休や雇い止め・解雇などが広がる恐れも想定できます。

 

他の産業では、既に雇い止めなどが始まっている話などもあり、今後もサービス業が通常の形で立ちゆかなくなると、多くの優秀なサービス業人材が労働市場に放出される可能性があります。

 

今後考え得る方向としては、今の事態が落ち着くまでは、

  • 「対面セールス」から「資料請求、名刺交換など、もしくはテレアポで興味を持った顧客へのインサイドセールス」へのシフト
  • サービス業で応対に通じた人材を、インサイドセールスにシフト
  • 業務のテレワーク・オフィス利用の使い分けや地方・他地域の人材の活用
  • 衛生管理のため、1カ所に集中して人が密集しない体制作り

にシフトしていく趨勢が起こるのではないかと考えます。

 

こういうとき、

  • 「サービス業など顧客対応に通じた人を雇用しよう」
  • 「遠隔地の人材(特に、企業の勤務経験があったり、さきほどのようにサービス業で雇い止めにあった人材)を活用し、インサイドセールス・テレアポの人材として活用しよう」

というのも、ひとつの手法といえるのではないでしょうか。

 

遠隔で仕事をできるシステムや、インサイドセールスを容易にするシステムなど、「遠隔での業務を可能にする仕組み」は整いつつあります。

 

インサイドセールスのシステムなどの記事を追記し、どのように人材を活用するかなどを追記していきたいと思います。

 

また、インサイドセールスに関する様々な企業のサービスも出そろってきました。

中小企業にとって懸念となる、初期の導入コストを抑えたインサイドセールスのシステムも出てきています。

様々な企業がシステムを運用しているため、このようなシステムの導入を検討してみるのも一つの方法でしょう。

 

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