最新のiPhone11(iPhone11Pro iPhone11 Pro MAX)から過去のiPhone、iPod touchまで、iPhoneが動かなくなる、不安定になるなどのトラブルが発生した際、強制再起動などの初期対処法
iPhone新しいのに変えたけど、よく切れるな・・・仕事に使うんだけど、通話や通信が不安定。
最新のiPhoneじゃないけど、iPhone動かなくなった・・・・。
iPhoneが動かなくなる(フリーズする)ことは、結構iPhoneをヘビーに使っているとたまにあることです。必ずしも故障とは限らなく、システムがフリーズ(止まっている)か電池切れという可能性もあるので、この下で書いているやり方を順番に試してみてくださいね。
大まかにいうと、システムをリセット→もう一度充電してみる→それでも動かない場合、アップルのサポートに電話し、対処方法や交換修理などを相談してみてください。
より詳しい手順は、下記を見てください。
なお、iPhone11シリーズで、キャリアによって通信が不安定になるということをタイムラインでたまに見かけますが、こちらの場合は根本的な対処の仕方が不明確です。(2019年10月2日追記)
一旦機内モードに切り替えたり、通常の再起動として、「サイドボタン」と「音量ボタン」の同時長押しで、本体の電源を切る→サイドボタンをリンゴマークが出るまで長押し、これで一時的に改善することもあるようですが、iOS自体の改善が望まれます。
また、キャリアの更新がされれば、もしかしたら接続性が改善されるかも・・という可能性はあります。
”「設定」>「一般」>「情報」の順にタップ →アップデートが提供されている場合は、キャリア設定をアップデートするオプションが表示”で、手動のキャリア更新ができます。
ともかく、改善されるまで様子を見るか・・、というところです。
また、設定→一般→リセット→ネットワークリセットで、4G通信、Wifi通信の設定をリセットするという方法もありますが、4G、Wifi、Bluetooth、APN,VPN(利用している場合は)とも全て自分で再設定できるという自信がある人以外は、おすすめできません。
- iPhoneが動かなくなった場合の対処方法・トラブルシューティング
- 1.電池の充電をしても、画面が出てこない、反応しない場合は、後述の方法でシステムのリセットをしてみる
- iPhone11,iPhone11 Pro,iPhone11 MAX,iPhoneXS,iPhoneXS MAX,iPhone XR、iPhone Xなど顔認証のiPhoneが動かなくなった場合のシステムリセット
- iPhone8,iPhone8 Plusが動かなくなった場合のシステムリセット
- iPhone 7,iPhone 7 Plus,iPod touch (第 7 世代)が動かなくなった場合のシステムリセット
- iPad、iPhone 6s 以前、iPod touch (第 6 世代) 以前が動かなくなった場合のシステムリセット
- 2.iPhoneの電池切れの可能性も考え、ケーブルでつないで1~2時間待つ
- 3.Appleに修理を依頼する
- 前述の方法でもiPhoneが起動しない場合は、修理に!そしてmac・PCと接続して日常的なバックアップを
iPhoneが動かなくなった場合の対処方法・トラブルシューティング
iPhoneが動かなくなったとき(最新のiPhone11、iPhone11 Pro、iphone11 Pro MAXも含む)、まず大まかな手順をもう一度振り返りましょう。
- 後述の方法で、各機種所定の操作によりシステムをリセット
- リセットしても反応しない場合は、放電しきって反応しなくなっている可能性もあるので、充電をしてみる
- それでも反応しない場合は、アップルのサポートセンターに問い合わせ、修理を依頼する
1.電池の充電をしても、画面が出てこない、反応しない場合は、後述の方法でシステムのリセットをしてみる
電池の充電をした、ケーブルを変えるなり、他の充電方法を試してみたなど行っても画面が出てこない場合、2種類のケースがあります。
一つは、本体が本当に壊れているケース。
もう一つは、iPhoneのシステムがフリーズして、一時的に動かなくなっているケースです。
そもそもスマートフォンのシステム自体、パソコンに近い性質を持ちます。つまり、パソコンと同様、フリーズで動かなくなったりする可能性もあるということです。
パソコンであれば、電源を切って再起動しなおすという方法がありますが、iPhoneの場合、電源を切る、システムリセットをかけるという方法が、直感的にはわかりにくいです。
iPhone11,iPhone11 Pro,iPhone11 MAX,iPhoneXS,iPhoneXS MAX,iPhone XR、iPhone Xなど顔認証のiPhoneが動かなくなった場合のシステムリセット
iPhone X以降の顔認証を行うiPhoneでは、従来のiPhoneと再起動の形式が異なります。
- 音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放す
- その後上部のボタンを、デバイスの再起動が出るまで押し続ける
(Appleサポートサイトに記述された方法です)
これでリンゴのマークが出てくれば、リセット成功です。
iPhone8,iPhone8 Plusが動かなくなった場合のシステムリセット
iPhone8,iPhone8 Plusは、指紋認証ができる最後のiPhoneですので、現在もお使いの方が多いでしょう。
iPhone8シリーズの場合は、
- 音量を上げるボタンを押してすぐに放す
- 音量を下げるボタンを押してすぐに放す
- リンゴマークが出るまでサイドのボタンを押し続ける
という手順を行う必要があります。
iPhone 7,iPhone 7 Plus,iPod touch (第 7 世代)が動かなくなった場合のシステムリセット
iPhone7シリーズが動かなくなった場合のシステムリセットも、iPhone6以前と異なります。
- サイドボタン (または上部のボタン) と音量を下げるボタンを同時に 10 秒以上、Apple ロゴが表示されるまで押し続ける
手順こそシンプルですが、10秒以上押し続けるということで、結構硬いボタンですので、手が痛くなる人もいるかもしれません。そういうときは、力のある人にお願いしてみるというのも手です。
iPad、iPhone 6s 以前、iPod touch (第 6 世代) 以前が動かなくなった場合のシステムリセット
iPadについてはリセット方法は統一されています。
また、iPhone6s以前、iPod touch第6世代以前も同じ方法でリセットできます。
- サイドボタン (または上部のボタン) とホームボタンを同時に 10 秒以上、リンゴマークが表示されるまで長押しする
手順は非常にシンプルですが、動かないとどうしても焦ります。
机など安定したところで、しっかり両手で支えながらリセットをかけるようにしてください。
硬い2つのボタンを10秒以上押し続けるという作業ですので、前述の、iPhoneX以降のシリーズ、iPhone8、iPhone7、それ以前の方法全てにおいて、意外と大人の男性でも、力を使います。
2.iPhoneの電池切れの可能性も考え、ケーブルでつないで1~2時間待つ
それでもiPhoneが触っても全く反応しない状態になった場合、一つの可能性として、「電池切れではないか」ということを考えてみてください。
画面表示ではiPhoneの電池残量はあったなのに、突然残量がゼロになったり、動かなくなったりすることが、まれに発生するケースがあります。
また、iPhoneを充電せずに数週間放置すると、内蔵の電池が放電しきって、ライトニングケーブルを刺しても反応しないことがあります。
いずれの場合も、挿した直後反応がなかったとしても、1~2時間待ってみましょう。それでも反応がない場合、また、ライトニングケーブルは痛みやすいので、裏返してみたり、別のケーブルを利用してみることで充電がうまくいくことがあります。
また、iPhone8以降はqiという置くだけで充電できるシステムに対応しているので、qi対応の充電器があれば、それを使うなど、充電の方法を変えてみるというのもよいでしょう。
3.Appleに修理を依頼する
システムリセット、電池切れでも本体が動かない場合は、本体故障の可能性が高いです。
Appleのサポートセンターに問い合わせ、修理を依頼しましょう。
なお、Apple careというApple独自の補償制度があります。Apple careに入っておけば、「エクスプレス交換制度」という仕組みで、2~3日の間に向こうの先送りで代品を送ってくれ、その時に本体を交換できるため、スマホが使えない期間を数日にできます。なお、10万円前後のクレジットカード枠が必要となりますので、その点枠が空いているかは注意してください。
(なお、スマホのデータは失われます。日頃からのバックアップは重要です。)
Apple careに入っていない場合は、まず製品を送付し、診断し・・・、で一週間以上の診断機関がかかり、その間は(携帯キャリアで購入しており、代理店が代替え機を貸してくれるなどの措置がない場合)は、その間スマホ無しで過ごすことになり、非常に不便な思いをします。
代替え機を借りることができても、データの移行などの手間はかかります。
前述の方法でもiPhoneが起動しない場合は、修理に!そしてmac・PCと接続して日常的なバックアップを
以上、iPhoneが動かない時の対処方法をまとめました。
特に、iPhoneの写真や動画、データなどは、iCloudにバックアップするか、パソコンにシステムごとバックアップしておかないと、消えてしまえば取り返すことはできません。
Apllecareに入っていても、トラブル時は本体の修理ではなく「交換」という形になりますので、データはバックアップをとっていない限り、全て消えてしまいます。
そのため、日常的にPC・Macと繋いだシステムのバックアップか、iCloudで大容量のストレージを契約し、日常的にデータをバックアップする(Wifiにつながっているときでないと、パケットを大量に消費しますので、iCloudへのバックアップを利用する場合は必ずWifi経由で!)ことをおすすめします。
2019年9月20日は、iPhone11、IPhone11Pro、iPhone11 Pro MAXの発売日で、新しいiPhoneに変えた方もいらっしゃるかと思います。
一方、去年など少し前に変えたばかりだし、OSだけiOS13にアップデートし、5G待ち・・・・という人も少なくないかもしれません。
iPhoneのシステムがどんどん複雑化していき、様々な機能がスマホに集約されています。利用時に突然iPhoneが動かなくなることに出くわすケースもあるかもしれません。
何もしていないのに電源がつかない!画面が固まってしまった!など、動かない等のトラブルがあると、どんな人でも慌ててしまうでしょう。
経営者・ビジネスパーソンだけでなく、多くの人にとってスマホは連絡の命綱のため、トラブルが起こると困ります。
ぜひ、スマホが動作しないなどのトラブルがあった時に対処できるよう、当記事を印刷するなり、上記の対策を覚えておくなりし、仕事で忙しい時にスマホがフリーズした!でパニックにならないようにしてください。