札束で殴り合うペイメント戦争の覇者は?

各種Felica・QRによるペイメント業界も、合併や連合により、かなりプレイヤーが固まってきた感があります。

PaypayとLINE Payの連合、メルペイによるOrigamiの買収、1月29日に発表されたau Payなど、2020年年明けから、様々な動きが出始めています。

 

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現在の多すぎる決済業界のプレイヤーから、どこに集約される?

現在の決済業界(クレジットカードを除き、非接触決済・QR決済をメインに)のプレイヤーを見ると、目立つ事業者だけで、これだけの数が存在します。

1 SOFTBANK-Paypay-LINEPay-T-money連合(ソフトバンク派)

(なお、T-moneyはPaypayの機能の中に取り込まれているので、SB派に入れました)

2 メルペイーorigami(メルカリ派)

3 楽天Pay-楽天Ed(楽天派)

4 au Pay-au wallet-Ponta(au-ローソン派)

5 d払い-dカード(dカードプリペイド)(Docomo派)

6 Suica-Pasmo-ICOCAなど(交通系電子マネー派)

7 nanako(セブンイレブン)

8 Famiペイ(ファミリーマート)

9 J-coinなど各種銀行Pay(みずほ銀行ほか銀行連合)

10 mijika(ゆうちょ銀行)

11 Apple Pay-Apple Card(アップル)

12 G Pay(グーグル)

13 Alipay(アリババ)

14 Wechat Pay(微信)

15 Amazon Pay(Amazon)

また他にも書き切れていない決済はありますが、QR・非接触決済だけでもこれだけプレイヤーがいる上に、クレジットカード・デビットカード・プリペイドなど様々なキャッシュレス決済方法があります。

 

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ユーザーの利便性だけでいうと、モバイルFelica決済に対応したSuicaか、iDやQuicPayなど対応している手段が圧倒的に便利だが・・

多くの方がQR決済を使って実感されていると思いますが、QR決済は、店舗の導入コストなどの負担が少なかったり、わりかん、個人間送金など便利な機能がある一方、普段使いでは、

スマホ画面出す→アプリを起動→コードを表示(QR決済のシステムによっては、普段使っていないと再認証を求められ、決済時にまごつくパターンもあり。また、電波の状況が悪かったり、センターが重くなっている状態だと、決済画面が出てこなかったり、決済に時間がかかるケースも)という不便さがあります。

 

一方、Felicaなら、iPhoneでエクスプレスカードに設定しておくことで、画面を出さずに「ぴっ」と決済ができるわけです。

 

都市部で電車通勤をされている方の大半は、モバイルSuicaをエクスプレスカードに設定していることかと思います。

 

ただ、その利便性を「圧倒的なCM・広告出稿とポイント還元」で攻勢をかけるのが、各種QR決済事業者。

 

特にPaypayに関しては、「大量の広告出稿」「総額100億還元キャンペーン」「40%~50%戻ってくるキャンペーン」など、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーへの好待遇を付け加え、「とにかく一度使わせる」「ソフトバンク・ワイモバイルキャリアユーザーとそれ以外の差を大きくつけることによって、自社キャリアへのシフトも狙う」「LINE Payとのアライアンス」「ヤフオク・Paypayモールでの大量還元」「Paypayの対応店舗を徹底的に増やす」など、徹底的に、資金力・戦力を投入し、あらゆる手段を講じて、No1シェアのQRサービスを目指している印象です。

 

今後のペイメント戦争の方向性は?

現在数十種類のペイメント方法が存在していますが、当然この状況はユーザーにとって不便ですので、ユーザーサイドでは、「数種類の決済サービスを、お得な特典があるときに使う」という形に集約していくと思われます。

ペイメント手段の集約

現在種類が増えすぎたペイメント手段は、徐々に集約されていくように思います。

 

そこで重要なのが、ユーザーとの接点がある・頻度が多い、欠かせないサービスかどうか。

 

モバイルSuicaのように、電車での移動時にはこれしか使えない、というサービスは確実に生き残ると思われます。

 

また、海外でデファクトスタンダードになった、Alipay・Wechatpayなどは、在日外国人の需要も大きいため、残っていくでしょう。

 

4大携帯キャリア・コンビニの代理戦争

また、キャリアと結びつく、Paypay・d払い・au Pay・楽天Payは、残る可能性が高いと思われます。

キャリアの決済という手段があり、チャージも容易にできるのは強みです。

 

また、3大コンビニのセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートも、ローソンがau Payとアライアンスを組んだように、他2社も、どの陣営と組むかを探っているように感じます。

 

セブンイレブンは7Payで致命的につまづいたため、nanakoは温存し、今推しているd払いでドコモと組むか、あるいはメルペイと組んだり、独自路線で行くかは不明確。

 

ファミペイもファミリーマート独自の決済システムであるものの、どこかのメジャーなQR決済と相互利用できるようにするなどしてくるのではないかとも個人的には感じています。

 

今後のペイメントの主権争いがどの方向へ行くかは不明確ですが、個人的には誰でも思うことで、

  • 使いやすい(利用できるところが多い)
  • これでないとだめ、という部分がある(Suicaの交通)
  • チャージしやすい(キャリア決済も含めたチャージ手段の多様性)
  • 利用に伴うお得なサービス・還元

などに強く、結局「資本力」に物を言わせた勝負になるように思います。

 

Suica・Paypay-LINE Pay連合・メルペイ-Origami連合、各種キャリアのペイメントは生き残るかと思いますが、各手段のアライアンスは進み、より決済手段の集約化は進んでいくかと思います。

 

特に銀行系・独立系は、現在の大手ペイメントとアライアンスを組むか、吸収されるところも多く出るかと感じます。

 

 

 

 

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