2019年12月4日午前11時、Jアラートの全国的訓練が行われました。
そのため、携帯や有線放送、TVなどJアラートに対応した機器が一斉に反応するかと思いきや・・・
全然反応しませんでした。
夜7時ごろアクセスしたときに、表示がされない症状がありましたので、明日の午前11時からの訓練実施後は、国民保護情報のサイトにアクセスが殺到する可能性がある・・、と思っていましたが拍子抜けした気分です。
jアラートの試験訓練では、
政府からアラートにより情報伝達があった場合は、市町村の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・緊急速報メールが配信されます。
とあります。
今回2019年12月4日の訓練では、全国的な通知は行われませんでしたが、以前全国的に通知を含めた訓練があったケースもあります。
幅広く告知が行われるケースでは、あくまで訓練であることを心得ておくとともに、車の運転中や何かのオペレーション中に音がなると、心の準備をしていないと非常に危険だと思われます。
ちなみに、エリアメールを利用した実験の場合、
ミサイル情報を伝達するエリアメール・緊急速報メールの着信音は国民保護サイレン音なのでしょうか。
津波や火山情報などに関するエリアメール・緊急速報メールと同じ着信音です。国民保護サイレン音ではありません。ミサイル情報のエリアメール・緊急速報メールの着信音は以下のサイトをご確認ください。訓練時間は仕事以外の場合は、車の運転を控えた方がいいかもしれません。
とあります。
上記サイトにある、本当に警告音的なものとは違った、ギュイッギュイッの音ですが、どちらの音でも、運転中に携帯からなったらまず驚きます。
今回はエリアメールなしのテストでしたが、エリアメールなども利用する大規模なテストと事前にわかっている場合は、車の運転は避けた方がいいかもしれません。
また、怖いのは本当のアラートを訓練と間違えることです。意外とアラートの試験訓練が年に数回あるということは知っておき、訓練外の、本当のアラートであれば、実際に警報が出たら、
- テレビやラジオをつける
- 地震の場合は、身の安全を確保
- 指示に従って、屋内への避難、近隣の避難所施設等への避難
- 避難先、避難方法、携行品や戸締りの確認
など、対応をするようにしてください。
また、日頃からBCP対策の検討も考えると望ましいでしょう。
今回の実験は、個人にまで伝達がないケースが多かったようですが、訓練があるときは、どのような形で、どこの範囲まで伝達がされるのか確認しておくべき、と痛感・反省しました・・・