愛媛県のニアショア開発の傾向
愛媛県はIT全般を始め、ニアショア開発に関しても積極的な取り組みが目立ちます。
民間主導の愛媛ニアショア開発協議会のように、県のIT企業同士で連携したニアショア案件の受注活動が着実に行われております。
特に中心部の松山市は、自然とビジネス環境、道後温泉などのリフレッシュができる観光地など様々な資源があり、仕事でも、オフの時でも充実した時間を過ごしやすい地域といえましょう。
松山空港から中心部の松山市へのアクセスも、バスで15分と比較的近いです。
また、愛媛県西予市に拠点を置き、ニアショア受託・ラボ型開発に取り組む会社もあります。また、当該会社の親会社は、全国各地にニアショア拠点を設立、RPAなど業務改善分野も含め、ニアショアに対し積極的に取り組んでいます。
あわせて、高校生を対象にしたえひめIT人材育成キャンパスなど、IT人材の育成に関しても、地域のIT企業が積極的に取り組んでいます。
また、ニアショアとベトナムへのオフショアを併用して開発を行う企業、Web開発、アプリ開発、業務システムのクラウド化など、様々な分野に対応できる環境を整えている企業もあり、自社開発のシステム・アプリだけでなく、ニアショアにも対応できる体制が整っています。
次回は高知編です。
高知県のニアショア開発の傾向
高知県のニアショア開発の傾向 高知県は、中心部においてはニアショア開発よりも、自社システムの開発や地元などの官公庁・民間企業からのシステム開発受託、SIサービスの提供、スマホアプリ、Webサービス開発などを行う会社が目立つ傾向です...
四国編はこちらです。
ニアショア開発会社群雄割拠・四国編
ニアショア会社群雄割拠・四国編(徳島県・香川県・愛媛県・高知県)です。ニアショア開発ですが、四国は様々な分野のニアショア(BPO、コールセンター)事業を行う会社、都内等事業者のニアショア拠点としての拠点設立が目立ちます。
全国版はこちらです。
ニアショア開発会社 群雄割拠 全国版
近年海外の開発費の高騰、2020年の新型肺炎の影響もあり、国内の地方に業務を依頼するニアショアが改めて注目されています。当記事では、全国のうち特にニアショアに力を入れている都道府県の取り組み・事業者を紹介しています。