茨城県のニアショア開発の傾向

茨城県のニアショア開発の傾向

 

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人材・アクセス・リソースなどに秀でた拠点

茨城県は、県庁所在地の水戸市の他、研究機関として突出した筑波大学の存在やつくばテクノパークなど多くの工業団地もあり、人材・リソース・場所など非常に確保しやすいニアショア拠点の一つとなっています。

また、つくばエクスプレスの存在により、つくばから秋葉原まで片道45分~1時間で移動できるようになり、都心部との接続も以前に比べ改善されました。

都心へのつながりやすさを持つ一方、筑波山などの山や大洗ビーチなど海のように自然もあふれており、程よい都市性と自然を併せもつ場所といえましょう。

ニアショア開発やシステム開発受託、ネットワーク、サーバー構築、組み込み系、アプリ開発、WebGIS開発、ホームページ制作受託の事業者も多く、中には機器製作・ソフトウェア組み込み、IT人材派遣、コールセンターなどを一手に引き受ける事業者も存在します。

扱う言語も、PHP、Delphi、JavaScript、Swift、.NETから、なつかしのCOBOL、FORTRANなど対応の幅が広いです。

 

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茨城県つくば市の取り組み

 

自治体の取り組みとしては、つくば市が突出しています。

G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合が2019年に行われたり、つくば市では学園都市の特性を活かし、国際戦略総合特区、つくばグローバル・イノベーション推進機構、Society 5.0(IoT、AI、ロボティクス、ビッグデータ活用)をあらゆる産業の振興に活用する試みや、自治体としては珍しいe-スポーツの大会支援やe-スポーツ全般の支援など、新技術や新しい文化への対応も積極的です。

 

このように、茨城県は、筑波大学の影響や学園都市を県内に有することもあり、ニアショアもですが、自主開発への取り組みが盛んに見られます。

 

 

 

ニアショア開発会社群雄割拠 関東編

ニアショア開発会社群雄割拠 関東編
ニアショア開発群雄割拠 関東編(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)として、関東地区のニアショア事業者や、IT開発事業者の傾向をまとめております。

 

ニアショア開発会社 群雄割拠 全国版

ニアショア開発会社 群雄割拠 全国版
近年海外の開発費の高騰、2020年の新型肺炎の影響もあり、国内の地方に業務を依頼するニアショアが改めて注目されています。当記事では、全国のうち特にニアショアに力を入れている都道府県の取り組み・事業者を紹介しています。

 

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