仕事のスランプから抜け出すコツ
経営者・事業主・ビジネスパーソンを問わず、仕事でスランプに陥ったり、何か調子が出ない・・という時があるかもしれません。
そんな時、気分を変えたり、スランプに対する見方を変えることで、スランプを乗り切ることができかもしれません。
当記事では、スランプ(例えば、作成仕事ならアイデアが出ない、新規事業なら、次の打ち手が出ないなど・・・)の乗り切り方について書いていきたいと思います。
1.スランプは、次のジャンプのための助走期間だと考える
人が悩むのは、このレベルではいけないとか、もっとステップアップしたい、改善したいなど、現状に対し課題があるときに多く出てくるものです。
そういう時は、今、次のステージへ移るための助走期間なのだ、だから今できることから手をつけていこう、と気持ちを切り替えることで、思考・行動のフリーズを防ぐことができます。
2.スランプの時は、部屋の窓を開け深呼吸、空気を入れ換え、机の掃除をする
アイデアが出ない、煮詰まるなどしたとき、窓を開けて深呼吸したり、空気を入れ換えることは、意外と効果を発揮します。(もっといいのは、海や山など外の空気に触れることですが、仕事中はさすがに・・ですよね)
頭の中に新鮮な酸素を取り込むことで、頭の中がしゃきっとする効果も得られます。
また、机の掃除で、目の前にあるものを減らすことで、「余計なものが目に入るストレス」をなくし、仕事により集中しやすくなります。
3.仕事を楽しむと決断し、できるところからとりかかる
D.カーネギーの「道は開ける」では、
「楽しんでいる気になれば仕事は本当に楽しくなり、仕事を楽しむほど能率が上がってくる」
という一節があります。
仕事というと、人により様々なイメージがあるかと思いますが、様々なプロセスも含め「楽しむ」というマインドセットを持てるかは重要です。
ハリウッドの映画などでよく用いられる「神話の法則」では、簡略化すると、
日常→何らかの変化・苦難→賢者や仲間との出会い、苦難の克服→帰還
のように、何かのトラブルが発生し、トラブルを克服して、成功なり、何かを成し遂げるというプロセスがあります。
仕事も、自分が主役の映画だと思って、「スランプ・トラブルも含め楽しむ」という意識を持てると、仕事を様々な意味で「楽しむ」ことができるようになると思います。
また、マラソンの走者が良く体感する「ランナーズ・ハイ」のように、大変な仕事を乗り越えて、その後に同僚なり友人なりと一杯飲んだり、食事をする時というのは、達成感がありますよね。
こういう達成感も、仕事を乗り越えたから得られる、ある種ランナーズ・ハイに近いものではないかと思います。
仕事のスランプを抜け出すためのまとめ
今回、仕事のスランプをどう抜け出すか、という観点で3つのコツをまとめました。
スランプなり、仕事におけるチャレンジングな状況というのも、その渦中にいる中では大変ですが、乗り越えてしまえば、「ああいうことがあったんだよな」と一つのエピソードにすることができます。
いかにスランプの壁を乗り越えるか、人それぞれ向く手法があると思いますが、スランプを乗り越えることで、仕事の成果、経験値を蓄積していけます。
ぜひ、スランプの状態になってしまっても、考え方をポジティブに切り替えて、いい方向に持っていけるよう、スランプに対する考え方、向かい方を工夫してみることをお勧めします。