鳥取県のニアショア開発傾向

鳥取県も、日本一人口が少ないなどのハンデを逆に活かそうと、ニアショア開発への取り組みが活発です。

鳥取は東部（鳥取）と西部（米子）でカラー・文化が異なります。東部はニアショア・自社開発双方に力を入れる会社が目立つ一方、西部は自社開発を行う会社が目立ち、ふるさと納税の自社開発システムで大手ふるさと納税ポータル・公金支払いサイトと連携、全国自治体への導入実績数No1の会社も存在します。

鳥取発で他地域にニアショア開発拠点を展開する会社も複数あり、また、中山間区域の自治体に拠点を設置し、一次産業従事者・主婦などを活用する試みを行う会社も存在します。

山間部の有休資源を活用した試み

加えて、中山間地域に、廃校を活用した隼.labという、開発・コワーキングスペースも存在します。

また、農業・工業がもともと盛んな地域であり、農業のIoT対応を手がける会社、地元工場や鳥取に進出した企業のシステム開発を担う会社も多くあります。

地域として、都内へのアクセスに限界があるというイメージも少なくないですが、西部の場合は米子発羽田行の最終便が２０時以降と遅いため、日帰りの出張も可能です。鳥取に近い、鳥取砂丘コナン空港も、最終便は１８時以降です。

鳥取も、ニアショアの意外な穴場と言えましょう。

次は、岡山県です。

中国地方の傾向はこちらです。

ニアショア全国版はこちらです。