ニアショア開発及び、アウトソーシング全般、特にコールセンターや事務処理センターなどBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の穴場となっているのが、中国地方(島根県・鳥取県・岡山県・広島県・山口県)
新幹線でアクセス良好な山陽地区、瀬戸内海周辺の穏やかな気候、落ち着いて、海も山も楽しめる山陰など、全般的に自然あふれ、食べ物もおいしく、なにより電車での通勤地獄とは無縁の環境です。
また、新幹線沿線外の地域でも、空港の整備は進んでいる地区が多く、羽田空港や伊丹空港経由で都心からアクセスすることも容易です。
また、中国地方の各自治体も、都内からIT企業を含め様々な企業の誘致施策をしたり、お試し移住、拠点設立への助成などを積極的に行っています。
中国地方のニアショア開発 各県の傾向
https://local-note.com/system-it/nearshore/shimane/
鳥取県のニアショア開発傾向
鳥取県のニアショア開発傾向 鳥取県も、日本一人口が少ないなどのハンデを逆に活かそうと、ニアショア開発への取り組みが活発です。 鳥取は東部(鳥取)と西部(米子)でカラー・文化が異なります。東部はニアショア・自社開発双方に力を入...
岡山県のニアショア開発傾向
岡山県のニアショア開発傾向 岡山県は新幹線でのアクセスが良く、岡山市、倉敷市、福山市には停車駅があることから、都心や中京、関西地区との行き来も活発です。 また、温暖な気候や豊かな自然風土、災害の少なさなどもニアショア...
山口県のニアショア開発の傾向
山口県のニアショア開発の傾向 山口県は山陽新幹線の存在、比較的温暖な気候、災害の少なさに加え、西日本の中でもIT産業の集積が進んでいる福岡の隣に位置することもあり、ITシステム開発・Web制作会社は山口、下関、宇部など各地に多く存...
広島県のニアショア開発傾向
広島県のニアショア開発傾向 広島県も、東名阪との新幹線によるアクセス性や、広島市・福山市などの複数の主要都市の存在などから、ニアショア拠点の一つとして活用されています。 また、東京を本社とする企業のニアショア開発拠点...
中国地方のニアショア開発傾向に関するまとめ
以上、中国5県のニアショア、ニアショア開発に関する傾向をリンク先にまとめました。
地域特性もあるのか、島根・鳥取の山陰地区は、特にニアショアを重視している傾向があります。特に島根県出雲市の場合、企業連合を作り、300人以上の技術者で対応することが可能という力の入れようです。
webカンファレンスやslack、chatworkなどビジネスチャットの普及による遠隔コミュニケーションのしやすさ、クラウド環境の充実、情報セキュリティやコンプライアンスなどの観点からも、オフショアからニアショアという流れは今後も強まっていくでしょう。