政府が500億を投じる光ファイバー整備で、地方へのワークシフトは進むか

5月27日のニュースで、「光回線整備で500億円 コロナ対策、テレワーク促進」という記事がありました。

政府が第二次補正予算で、光ファイバー整備に対して予算を投じるという報道です。

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都市部からすると、「え?光ファイバーがない地域なんてまだあるの?」という話ですが・・

 

都市部に住んでいると、「光ファイバーがない」ということ自体、まずないと思われますが、地方の郊外や離島になると、意外にも光ファイバーが整備し切れていない地域というのは多いです。

 

これまでの一連のテレワークを通して、反応速度・SaaSアプリなどの動きの違いなどを通し「回線速度の大切さ」というのは、多くのビジネスパーソンが実感していると思います。

 

その中で、5Gだ、Wi-Fi6だという前に、「光ファイバー」が整備されきっていない地区も、地方では少なくありません。

 

携帯電話と異なり、フレッツ光など、光通信の対応地区に関するマップは公開されていません。(もしかしたら、探せばあるかもしれませんが・・・)

 

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企業の地方進出の際にも、光ファイバーの整備は欠かせない

 

IT企業が地方に進出する際に、配慮の一つとして十分な帯域の光ファイバーを敷設するという記事は多くあり、今後ある程度の規模がある企業が地方に拠点展開をしたり、まだ光ファイバーが実敷設の地域に対し光ファイバーを敷設するなど、今後のワークプレイスの分散を考えると、全国的な光ファイバーの再整備は重要になってくると思われます。

 

その上で、地域に既に張り巡らされている既存の光ファイバーだけでは、進出先企業の必要とするトラフィックに応えきれない可能性があります。

 

当然家庭やアパート・マンションの通信と異なり、多くの人数が同時に、大量の通信を行うわけですが、従来より光ファイバー網の整備・拡充がより強く問われるでしょう。

 

確かに効率という観点から見ると、光ファイバー整備に今予算を投じるというのは、意見が分かれるかもしれません。

 

しかし、Webが社会的インフラになっている現在、極力多くの地域・企業が高速通信を享受できるようになることで、さらに全国的なIT化が進展していくのではないかと思います。

 

ぜひ、全国的な光ファイバー網の整備が進んで欲しいと感じます。

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