BPO、ニアショア開発等を活用した複数拠点バックアップ体制について

 

先日、あるクラウドサービスに障害が発生し、そのクラウドサービスを利用した一部サービスにアクセスができなくなるという事象が発生しました。

 

システムの復旧に現場で担当された方の苦労は、相当なものだったかと思います。

 

クラウドであっても、オンプレミス(自社管理)であっても、どんなシステムでも、100%、ずっと動作を止めずに運用を続けられるとは限りません。

 

スポンサーリンク

業務でも、バックアップの体制が不可欠

 

本当に当たり前のことではあるのですが、どんなシステムでも、100%安定的に動き続けるシステムというのは存在しえないでしょう。

 

会社・組織も同じで、ある程度会社組織が大きくなると、いろいろな意味で、「業務を止めない」仕組みが必要になってきます。

 

パソコン・スマートフォンを使われる方であれば、日常的にデータのバックアップをとり、PC・スマートフォンに何かあっても復旧できるようにしておく、24時間の稼働が求められるPC・サーバーなどであれば、UPS(無停電電源装置)など、停電があっても予備電源を用いておくなど対策をされているでしょう。

 

スポンサーリンク

リスク分散の手段としてのニアショアやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)

現在、大多数のビジネスが東京23区や大阪・名古屋などの大都市を中心に動いている、という現状があります。

 

そんな中で、都内など首都圏・大都市に何らかの事態が発生し、ビジネスに支障が出るようになったら?という視点を持つと、ニアショア・BPOは、リスク分散の観点から非常に有用です。

 

ニアショア(地方での自社・他社でのシステム開発)や、BPO(地方都市や地方の自社拠点・他企業に業務運営を委託する)というのは、地域振興などなどの観点だけではなく、自社にとっても「何かあった時のバックアップ拠点なり、協力先を作る」という観点で、重要になってきます。

 

とはいっても、どこに発注してよいかわからない、という場合、発注ナビのような外部事業者の一括見積もりシステムを活用するのも手段です。




ニアショア・BPOなどの活用で、業務が止まらない仕組みをつくっていくことは、今後より業務が高度化していく中で、重要になっていくでしょう。

 

他のニアショア関連の記事です。

 

近年の気候変動・新型肺炎で重要性を増す、複数拠点やニアショア、リモートワーク、BPOの活用

 

ニアショア開発・オフショア開発でキーとなる、準委任契約(業務委託契約)と請負契約の違い

 

ニアショアとは?具体的に対話式で解説

 

BPO、ニアショア開発等を活用した二拠点バックアップ体制について

 

ニアショア開発会社 群雄割拠 全国版

 

ラボ型ニアショア開発で開発課題を解決

 

地方経営ノートとは

タイトルとURLをコピーしました